バス21 美しき貢物(2-2)

バス21 美しき貢物(2-2)

 数ヶ月前、立花は久しぶりに、古狸から高級な佇まいの料亭に呼び出された。
 立花は時間丁度に到着し、若い女中の後に着いて、庭園を横目に見ながら風流な廊下を歩いた。
(随分、若くて綺麗な人が入ったな)
 女中の残り香を吸い込みながら、尻を目で追った。
 女中は障子戸の前に膝を付くと、失礼しますと声を掛けて障子を引いた。
 古狸はひとりで静かに酒を舐めていたが、ししおどしの音がカコーンと響くと、顔を上げて立花を見た。
「教頭先生、あっ、いえ、校長先生、ご無沙汰しております」
 古狸はビールの栓を抜いて、テーブルの対面に座った立花のグラスに注いだ。
 テーブルには、刺身の大皿と天ぷらの大皿が乗せられていた。
「こちらこそ、ご無沙汰していました。それで、清純女子は如何ですか?」
 立花は古狸とグラスを合わせると、ビールを一気に飲んだ。
「だいぶ活気が戻りましたよ」
「そうですか。あの学級が無くなってもう三年、なんとも寂しいものですね」
 流行り病が起こり、授業がリモートになると、立花達が生徒を集めていた特殊学級は閉鎖となり、新たな生徒の供給も出来ずに廃止された。
 古狸はビールグラスを置き、酒をチビリと舐めた。
「復活とまでは言いませんが、そろそろ生きの良い小娘を数人は囲って置きたいですね」
 立花は、でっぷりと肥えた古狸に酌をしながら、目ぼしい生徒を頭に浮かべた。
「そうですね。分かりました」
「よろしくお願いします。早速ですが数カ月後には活躍してもらうかもしれません。資金は必要なだけ手配します。とびきり上等なのをお願いしますよ」
「古狸さんはどの娘が好みでしたでしょうか」
 古狸は宙に目を泳がせた。
「そうですね。あの保健室で立花先生から譲り受けた、えーと、舞子さんだったかな? 彼女は最高でしたね。いやぁ、可愛らしいのにえらく淫らでかなりの名器でしたな」
 立花も川北舞子の身体を思い出しながら、目の前の刺し身を摘まんだ。
「確かに! 彼女は卒業して郊外の会社に就職でしたね。今ごろは更にいい女になってるでしょうね」
「そうですね。では、新たな女神を立花先生の手腕でよろしくお願いします」
「学校は校長先生の純蘭女子でも構わないんですか?」
 古狸は笑いながら、立花の酌を受けた。
「もちろんですよ。立花先生が調教された後なら問題無いでしょう。そうだ、週に数回、立花先生が純蘭女子に入れるように、数学のコマを用意しておきましょう」
 立花が頭を下げると、隣に人の気配がした。
「遅くなりました」
 その声に、立花は聞き覚えがあった。和の香水の香りがふっと漂った。
「薄紫先生、ご無沙汰しております」
 薄紫彩音は、特殊学級で生徒に性技の指導をしていた教師で、今も立花とはセックスをする仲だった。
 今夜は黒のタイトスカートに青系の紫のシルクの薄いシャツで、黒のブラジャーが薄っすらと透けて見えた。体の線は細く、長い黒髪を揺らし、優雅な和の雰囲気を漂わせた美人だ。
 立花は意外な顔で彩音を見つめた。
「そうそう、急に薄紫先生の事も思い出しましてね。お疲れ様でした。さあさあ、こちらにどうぞ」
 彩音は、古狸の隣に正座をした。
 その身体から立花と古狸の鼻に、和の香の甘い薫りが漂った。
「ふぅ、相変わらず、良い匂いです。ささ、彩音先生もどうぞ」
 古狸はお猪口を取ると彩音に手渡し、徳利から酒を注いだ。
 彩音は、一口で飲み干すと、再び盃を古狸の前に出した。
「良い飲みっぷりです」
 古狸が再び酒を注ぐと、彩音はそれを口に含んで回すように飲み干した。
 こくりと動く白い喉を、古狸はじっと見つめた。
 三人は酒を酌み交わしながら、刺し身や天ぷらを摘んだ。
 古狸は左手を伸ばして、彩音のタイトスカートの膨らみを撫でた。腰は細くとも、尻は程よく肉づいていた。張りと柔らかさと温かさが手に伝わり、蕩けそうに感じた。
 彩音は尻を軽く浮かせて、古狸に身体を寄せた。
 古狸は、彩音のタイトスカートの膨らみを堪能するように手を回した。
 彩音は酒を口に含んで、口の中でまわすと、膝を立て、古狸の少し上から唇を合わせた。
 古狸の唇に瑞瑞しい唇が重なった。
 古狸は、その柔らかな合わせ目に舌を入れると、少し刺激のある液体が、唇の合わせ目から染み出てきた。垂れない様にずずっと吸い込むと、彩音の唾液混じりのとろみのある液体が口の中に溢れた。
 古狸は彩音の尻を触りながら、それを嚥下した。下半身の奥に力が漲ってくるのを感じた。いつの間にか古狸の股間に置かれた彩音の手の下で、大きな芋虫はムクリと起き上がった。
「ふうう、なんとも美味い酒ですね。そうそう、彩音先生にもお伝えしなくてはと思いましてね。また立花先生に女子生徒をお願いしたので、彩音先生にも教育をお願いしますね」
 彩音は四つん這いになり、古狸の股間にかがんで顔を寄せると、古狸のスラックスのジッパーを下げた。
「分かりました。あら、まぁ、校長先生の、もうビンビンですわ」
 古狸は、股間に垂れた長い黒髪を眺めながら、四つん這いに突き出された黒のタイトスカートの尻を撫でた。
 上等な化繊のスカートは薄めで、尻の柔らかさと暖かさが指の腹から伝わり、その淫靡な感触は身体の奥に染み込み、股間の奥にジンジンと響いた。
 手を太腿に降ろすと、裏腿の肌に手が触れた。つべやかでしっとりとした肌に、手がもっちりと貼り付いた。指の腹で内腿を撫でながら手を昇らせると、スカートが腕に掛かったが、手だけを股間に進めると、彩音の秘肉を覆うシルクの布に指先が触れ、陰毛のシャリッとした感触を感じた。
 指先で布を溝に沿って捏ね回していると、彩音の尻が応える様に動いた。中央の溝の間に押し込むと、シルクの布は濡れて、ぬらぬらと肉羽の上を滑り始めた。
 撫でるほどに絢音の薫りが強く立ち昇った。
 古狸の肉棒は、スラックスから引き出され、その先端を彩音の舌がチロっと舐めた。
 彩音の舌が芋虫を一舐めする度に、その唾液を吸い取りながら芋虫は巨大に膨れ上がった。ずんどうな芋虫は、大きな茶筒の様に巨大になった。
 彩音は大きく口を開くと、芋虫を口内に入れて舌や口の内側に芋虫の肌を擦らせた。黒茶の怪しげな物体は、口から粘液を吐きながらのたうった。外側は鱗のように固い皮膚に覆われていた。彩音は古狸の指で蜜口を弄られる快感に酔いながら、この芋虫が蜜壺に入る狂おしい感触を想像した。
 古狸の指先は、黒いシルクのパンティーのクロッチを捲ると、肉溝を数回往復した。指先は彩音の蜜でどっぷりと濡れた。肉羽が指を奥に誘い込むように蠕いていた。誘われるままに温かな蜜壷に指を埋め込むと、蜜がとぷっと溢れ出して、内腿に糸を引いた。蜜壺中のヒダヒダが、指先をゆるゆると締め付けた。
「おやおや、もうこんなにも濡らして。彩音先生のおまんこは素晴らしいですねぇ」
 彩音は、ふくれ上がった芋虫を口から出した。
 それは唾液でテラテラと光りながら、上を向いて立ち上がっていた。
「校長先生のも、凄いですよ! こんなにギンギンになって!」
 立花は二人の淫行を見ながら酒をちびちびと舐めていたが、股間の一物は痛いほど勃起していた。いつもセックスをしていた女性が他の男に弄られるのをじっと見ながら、軽い嫉妬と激しい興奮を感じた。
 あぐら座のまま、スラックスのジッパーを下げて、トランクスの穴から肉棒を外に出させて軽く手でしごいた。つーんとした快感が腰を登った。
 古狸は指を抜くと彩音の蜜を舐めた。とろみのある蜜が口の中に拡がり、元気が湧いてくる気がした。
「立花先生、一人でしごいていてもつまらないでしょうから、こっちに来て、彩音先生に舐めて貰いましょうよ」
 立花はうなづき、すっと立ち上がると彩音の隣に移動した。
 古狸は座布団を二枚縦に連ねると、その上に彩音を仰向けに寝かせて、彩音の腰と両足を持ち上げた。タイトスカートはそのままで、黒のシルクのパンティーを脱がせると、テーブルに置いた。
 立花はスラックスとトランクスを脱ぐと、彩音の頭の方から跨がり、口元に勃起した陰茎を突き出した。舐めてもらう事は多かったが、額に玉袋を乗せて、眉間や鼻に肉棒を当てるのは初めてで、その淫らな構図に興奮した。
 彩音が亀頭の裏に舌を這わせると、古狸は彩音の肉ビラを上に向くように足を持ち上げた。
「立花先生、これを持てますか?」
 古狸は、彩音の両足首を立花に手渡した。
「はい、大丈夫です。うほお、丸見えですね」
 彩音の黒のタイトスカートは腰に丸まり、真っ白な二本の太腿の間に、肉ビラかパックリと口を開けていた。
「うほほ、まんぐり返しが完成ですね。彩音先生のおまんこが丸見えです。さて、私は彩音先生の蜜でお酒をもう少し頂こうと思いましてね」
 古狸は徳利を持って、肉びらの間を覗き込んだ。甘い香りが立ち上ってきた。
 片手で肉羽を開くと、ぷりっと剥がれて数センチのピンクの美しい窪みが口を開けた。中には白濁した蜜が湧いていた。徳利から酒を注ぐと、透明な液体は肉壺を満たした。
 彩音は股間に感じるピリピリとした刺激に身を捩った。
「ああっ、うぐぐ、校長先生ったら……な、なにを?」
 古狸は舌を延ばすと、上澄を舐めた。頬が柔らかな太腿に当たり、この女を自由にしているといる征服感がひしひしと湧いてきた。舌先を底まで延ばすと、蜜を混ぜるように舌を回した。
「ああっ、いやっ、だ、だめです!」
 流石の彩音でも、まんぐり返しをされながら、蜜壺に酒を入れられたのは始めてだった。両足を立花に押さえられて、身動きが出来ないことも興奮を誘った。視界は立花の肉棒と玉袋で覆われていた。古狸の舌が蠢くと、ジンジンとした快感が全身を回った。あまり動くと酒が垂れて来る恐れがあったが、立花の肉棒を口に含むと狂ったように頭を回した。
「もう、蜜が混じったかな?」
 古狸は口を窄めて付けると、ズズッと吸った。とろみのある甘い酒が喉を流れて、腹の底を熱くした。酒が吸い込めなくなると、舌を伸ばして舐め回した。蜜壺を深く抉りながら舐め、肉の羽をすすり、内腿と陰毛までを丹念に舐めた。
「くふっー、最高ですな! 肌もとても甘くて溢れ出る蜜はなんとも良い香りです。美女の愛液はたまりませんよ」
 古狸は再び酒を注ぐと、ぴちゃぴちゃと音を立てながら舌で搔き回し、すずっと啜った。
 彩音は凄まじい快感に喘いだ。
「ああっ、いや、校長先生、堪忍して、ああん、はぁはぁ」
 立花は酒が垂れても良いように、彩音のブラウスのボタンを全て外すと、ブラウスを開いてブラジャーを外した。美しい乳房が上を向いて揺れ、その間に酒と古狸の唾液が垂れた。
「立花先生、もう少し脚を開かせて下さい」
 立花はタイトスカートがギリギリに開くまで、彩音の脚を開いた。
 蜜口はぱっくりと開いて、立花の肉棒の先端を舐める彩音の顔が見えた。
「彩音先生、下の口ばかりでなく、上からもどうぞ」
 古狸は、立花の鎌首の上からチロチロと酒を注いだ。
 彩音は垂れて来る酒を漏らさないように舐めた。溢れた酒は頬を伝って下に垂れた。脚を押え込まれたまま飲む酒は異様に回り、息苦しさを感じて頭は霞んだ。執拗に股間を舐められ、快感は狂おしいほどに身体を巡った。
 古狸はズボンとパンツを抜き去ると、芋虫を彩音の腰に擦りつけ、舌を蜜壺からクリトリスに進ませた。
 クリトリスに酒を垂らしては舐めた。皮肉は捲れて美しい真珠が酒で輝いていた。
「うぐぐっ、うう!」
 彩音は立花の肉棒を咥えたまま、クリトリスを舐められる快感に身体を震わせた。激しい快感の波が幾重にも身体を襲った。
「うぐっ、駄目です! 逝くっ!」
 肉棒を吐き出すと、身体をびくびくと振るわせて絶頂に達した。
「おほほ、凄い凄い! 蜜壺がひくひくとして、酒が溢れちゃいましたね」
 古狸は追い打ちを掛けるように、周囲に飛び散った酒を舐め続けた。
「校長先生! お願い! 入れて! 入れて下さい!」
 彩音がハイトーンの声で叫んだ。
「おおっ、よしよし。立花先生、お先にいただきます。それでは、行きますよ!」
 古狸は、立花から彩音の両足を受け取ると、腰を座布団に付くまで下げ、開いた肉びらの間に芋虫を当てた。
 腰を進めると、芋虫は狭い蜜壺に合わせて身体を窄ませて、彩音の胎内に潜り込んだ。芋虫は奥に達すると、膣穴に根本を締められて、蜜壺の中で目一杯に膨らんだ。
 古狸が腰を前後にゆっくりと動かすと、蜜壺にみっしりと埋まった芋虫の鱗が肉襞を搔いた。
「うぐぐ、彩音先生の逝ったばかりのおまんこは最高に締まりますな。ピチピチの女子高生みたいですよ」
 彩音は凄まじい快感に身を捩った。
「ああっ、凄い! 校長先生のおちんちんがぐいぐい来てます!」
 古狸は、老練の腰使いで彩音の蜜壷を犯しながら、柔らかく美しい乳房に吸い付いた。上を向いても垂れる事はなく、トップの実は白いプリンを見事に飾り立てていた。
 古狸の舌が実を通り抜ける度に、また違った快感が彩音を悶えさせた。
「ああっ、駄目! また逝く!」
 彩音は快感の波に飲まれながら、下肢をびくびくと震わせた。
 古狸も若々しい締め付けに、射精感は高まっていた。ミカン大の陰囊はキュッと締まって芋虫に貼り付いた。
「ああっ、ワシも逝きそうだ! 彩音先生の中にたっぷりとださせて貰いますね」
「ああっ、校長っ! おっきい! 来て、中に出して!」
 彩音は古狸の腰に細く長い脚を絡ませると、激しく腰を振った。
 立花は妖しい興奮に飲まれながら、玉袋を彩音の額に擦らせて、陰茎を頬や鼻に擦らせた。
「うおぉ、逝くぞ!」
 古狸の芋虫から大量の精液が、彩音の胎内に放出された。
「くふぅ、俺も逝っちまう」
 立花の鎌首からザーメンが飛び出して、彩音の鼻、目、口に当たって粘りついた。
「ああっ、凄い! 凄い! 気持ちいい!」
 彩音は譫言のようにつぶやいて腰を震わせていた。

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