美淫パラダイス 第一巻 輪姦接待(2−3)

美淫パラダイス 第一巻 輪姦接待(2−3)

 下條美紀に対する、営業部長の益子のセクハラはぴたりと止んだ。
 だが、このままではすまない事は分かっていた。仕事中でも、常に蛇の様な目で見つめられているように感じた。そのモヤモヤとした状況は、セクハラされるよりも美紀の心をどんよりとさせた。
 翌日、益子から『今週末は空けておくように』とメールが来た。断わる事は出来なかった。
『了解しました』とだけ、返事をした。
(いよいよね。でも週末までは何もされないって事ね……)
 金曜日の夜、自宅に戻った直後に荷物が届いた。差出人は益子だった。
 メモが中にあった。
『明日の朝十時に家の前に迎えに行くから、これを着て待っているように』
 ベットに横になったが、未明まで寝付けなかった。
(何処に連れて行かれて、何をされるんだろう? 酷いことをされたら嫌だなぁ)
 益子の脂ぎった顔は生理的に受け付けられない気がした。その顔が寄ってきただけで吐き気がした。
 それでも、考えているうちに、少しだけ寝られたようだった。
 翌朝、美紀は眠い目を擦って、シャワーを浴びた。温かいお湯が血行を徐々に良くさせた。股間にお湯を当てると、ムズムズとした快感が下半身を巡った。
 益子から送られた衣服を身に着けた。
 股間がやっと隠れる黒のティーバックと、乳首を少しだけ覆う布が付いたブラを着けた。下着を着けるというより、紐で身体を括られたように感じた。
 そのエロティックな下着を着ける恥ずかしさに、身体の奥が熱くなった。
 白のミニスカートと青のブラウスは、黒の下着の紐がくっきりと透けて見えた。隠したくて、その上に黒のカーディガンを羽織った。ストッキングは履かず、くるぶしまでの青の靴下に、白のスニーカーを履いた。
 少しぽっちゃりとした美紀の身体に衣服が貼り付いて、その体型を顕にさせた。
 五分前に下に降りると、シルバーのハイブリッド車が止まっていた。
 車の窓が開くと、益子が手招きをした。
(部長のセンスにしてはましな車ね)
 美紀は他人の目を避けるように急いで車に乗り込んだ。
 ドアが閉まると、すぐに益子は車を出した。
「美紀君、おはよう」
「おはようございます」
 挨拶を済ませると、益子は、大通りを走らせながらチラチラと美紀を見た。
「いやぁ、その服、凄く似合ってるじゃないか!」
「そうですか? 派手じゃないですか?」
「いやいや、美紀君の素晴らしい身体の線が、良い感じに出ていて、とても素敵だよ」
 美紀は、たとえ益子が相手でも、素敵だと言われて、悪い気はしなかった。
 益子は、黒の綿パンに緑のポロシャツで、メガネはいつもと違って、細い紺の縁の物だった。髪には何も付けておらず、六四に分けていた。オフィスで見る脂ぎった嫌らしいおやじ感は消えていて、十歳は若く見えた。
 コンビ二で停車すると、益子はアイスコーヒーを美紀に手渡した。
 少し苦い冷たい液体が喉を流れると、モヤモヤが消えて心が晴れ、憂鬱だった週末が、少しだけはマシになりそうな気がした。
 益子の運転は優しく穏やかで、車は海岸線を静かに走った。
 天気は素晴らしく、陽の光が左側に広がる緑の葉を照らして眩しく感じた。
 眼下の白いガードレールの先に青い海が拡がり、入道雲が水平線の遠くに拡がっていた。
 美紀がこの町に来て、初めて見る美しい景色に心がふと踊った。
 少し開けた窓から海の香りが入り、益子の爽やかなコロンの薫りと混じって漂った。
 美紀の心の不安が治まると、揺れの心地良さに、まぶたが重くなった。腹の下に溜まっていた重い息を大きく吐き出すと、すーっと眠りに落ちた。

 益子は信号待ちの間に、寝入った美紀の太腿に見入った。
 白のミニスカートから、溢れんばかりに飛び出した若々しい太腿は、窓から入った陽を反射させて輝いていた。
 艶々として、ムッチリと張り出したその脚を見ていると、益子の腹の下が熱くなった。
 初めて美紀を見たときは、田舎臭い娘だなと思った。
 だが、何度かすれ違ううちに、ふっとただよう甘い香りや、美しい笑顔が忘れなくなっていた。田舎臭さやぽっちゃりとした体型は、まだ汚れのない少女の証にさえ感じられた。
 男を拒絶する気配はなく、ふと色気を感じる事もあり、処女では無いと確信した。
 会う度に、この女を自分の性奴にしたいという欲望が膨らんで行った。清楚な紺の事務の制服に包まれたムッチリとした身体が、益子の性欲をそそった。
 自分の部署に来たときには小躍りした。そして、どうやって落とすかを本気で考えた。
 少々金は使ったが、計画は一発で成功した。
 処女では無いことは想像していたが、その感度がバスで痴態を晒すほどだったのは好都合だった。
 その日の朝、美紀が制服で席に座るのを見ると、益子は外出の支度をして出ながら、女子更衣室のドアをそっと開けた。手には美紀のロッカーの合い鍵を持っていた。
 誰も居ないのを確認すると、中に入り、ふとごみ箱を覗いた。
 ごみ箱の底には洋菓子の袋だけが入っていた。
 益子はそれを取って臭いを嗅ぐと、微かにザーメンの香りが感じられた。それを鞄に押し込むと、美紀のロッカーには手を付けず、何事も無かったように更衣室を出て、そのまま外出した。
 駅のトイレで洋菓子の袋を開けると、小躍りした。
 袋の中にはポリ袋があり、その中には、ザーメンにまみれた白いパンティーと黒のパンストが入っていた。パンティーを取り出して、鼻に擦り付けたい衝動をやっとのことで押さえた。
(流石に他の男のザーメン付きはなぁ)
 益子は圧倒的な勝利を確信し、いい気分で客先の用事を済ませた。
 昼食後に戻ると、美紀が給湯室に立つのを待ち焦がれていた。出来るだけ美紀を見ないようにと意識をしたが、視線は美紀を追っていた。
 美紀が給湯室に向かったのを見ると、益子は一息付いて、机から袋を出し、ズボンの後ろポケットに捩じ込むと席を立った。忍び足で給湯室の狭い通路を抜けた。
 そこには更に好都合なシーンが待っていた。
 美紀は股間に手を当てて、上を向いて吐息を吐いていた。
(さては、今朝の痴漢を思い出しているな!)
 紺の制服の若々しい美女が、益子を誘っている気がした。益子の手元には、この美女が何をされても逆らえなくなるネタが満載だった。
 美紀が手をシンクに付いて突き出した尻を、益子はすっと近寄って手のひらで、大胆に撫で上がった。化繊のスカートの奥に若々しい尻肉を感じて、益子の身体とハートは一気にヒートした。
「えっ? ああんっ!」
 美しく少し上気した顔が、振り返った。
 ニヤニヤと笑みを浮かべながら、益子は尻に手を這わせた。普通ならあり得ない行動だったが、今は何をしても許されるはずだった。
 美紀の顔は少し怒りを含み、精一杯の声を張っていた。
「部長、止めて下さい!」
 そんな少女の抵抗が可愛らしく感じた。尻を触る手を離さずに、身体を寄せた。想像以上にムッチリとした尻に手は密着して離せなかった。
 爽やかな髪の香りに混じった、美紀の体臭を思いっきり吸い込んだ。すれ違う度に鼻を鳴らして嗅いだ香りが、今は自分の身体と密着した身体から立ち上り、益子を包み込んだ。暖かく柔らかな身体に抱きつき、更に自分の股間を、盛り上がった左の尻タブに押し付けて、右手で尻肉を揉んだ。
 勃起した肉棒が、柔らかな尻肉に埋まった。腰を上下させると、肉棒はスカートと尻肉の衣擦れを感じ、蕩けるような快感に包まれた。
 美紀の激しい抵抗は無かった。何れにせよ、抵抗出来なくなるネタが益子を更に大胆にさせた。
 手の平を大きく開き、美紀の太腿から尻を撫で回した。スカートを擦らせるように登らせると、パンストに包まれた丸い尻が顔をのぞかせた。その下部の弾力を楽しむように、指をめり込ませて揉みしだいた。指先が尻タブを何度か擦り上げると、美紀の身体はピクリと震えた。
 股間の肉棒をぐりぐりと擦り付けると、柔らかな肉に埋まった肉棒は張り詰め、ジンジンとした快感を益子の脳内に送りつけた。
(うう、本当に堪らん。ここで犯したくなってきた。ふぅ、なんて甘い香りで、柔らかな身体なんだ! この甘い香り、何なんだ? 本気で食べたくなる!)
 美紀の身体が反応を始めたのが分かった。
「本当に止めて下さい! 誰か呼びますよ!」
(これほど何の不安もなくセクハラを楽しめるなんてな! ここが何処か忘れそうだ。さて、少しおどろいてもらおうかな)
 益子は、美紀の耳元に囁いた。
「おやおや、随分冷たいじゃないか。呼んでくれても良いがねぇ。そしたら美紀君が困るかもしれないよ」
 美紀はコーヒーをシンクに置いて、益子の右手を上から押さえた。
「部長、意味が分かりません、本当に嫌なんで、止めて下さい!」
(おやおや、そろそろネタを出すしかないようだね。さて、喜んでもらおうかな)
「美紀君が制服なんて、珍しいねぇ。私服はどうしたのかな?」
 本来、制服は普通だが、ザーメンの着いたパンティーとパンストは今朝ごみ箱から回収したし、私服のスカートにはベッタリとザーメンが付けられていたはずだった。
 美紀は、明らかに動揺した。
「べ、別に良いじゃないですか。たまたまです」
 益子は右手で、スカートの尻の谷間を下から慈しむように撫で上げた。その素晴しい触り心地に、手が蕩けそうな気がした。
「うひひ、本当は汚しちゃったりしてね。タイトスカート……」
 美紀が更に動揺した。怯んで抵抗力が弱くなった隙に、益子は右手をスカートの中に入れて、パンストとパンティーの上から、股間をぐいっと一撫でした。
 美紀の下半身がビクッと蠢いた。
(おやおや、本当に感度が良い娘だな。そろそろ仕上げといくか。これで、セックスの奴隷に落ちてもらうか!)
 益子は美紀の耳元で、恐ろしい言葉を囁いた。
「朝のバスでは、ずいぶんと楽しそうだったじゃないか。なあ、美紀ちゃん」
 美紀の身体はビクンと震えて固まった。
「そんなにビビらなくても大丈夫だよ。誰にも言いやせんよ。黒のタイトスカートがザーメンだらけになったなんて。営業部の皆に知られたら、恥ずかしいもんねぇ。うひひ、もちろん、君次第だけどね」
 美紀は益子を睨みつけた。
「何を証拠に! そんな事、ある訳無いじゃ無いですか! それとも、部長は私の通勤の後を付けていたんですか?」
(おやおや、本当に素直な娘だな。全てがこっちの思惑通りになっていくねぇ)
 益子は、何の動揺も見せず、美紀の股間を右手の指先で押し撫で続けた。パンストとパンティーを履いているとはいえ、淫芽の辺りから縦に何度も指を往復させられ、美紀の胎内の埋火は徐々に大きくなった。
 益子は、美紀の股間が熱くなり、じっとりと湿ってくるのを感じ取った。
「証拠? うひひ、もちろんありますよ。見たいですか?」
 益子は左手でズボンのポケットからスマホを取り出すと、美紀の前のシンクに置いて、痴漢のビデオを再生した。
 美紀の目と身体は完全に固まっていた。
(あはは、刺激が強すぎたかな。さて、それでは上も確かめさせてもらおうかな)
 益子は、左手を美紀のベストの中に入れ、ブラウスの上から胸の膨らみをぎゅっと掴んだ。ブラジャーに包まれた柔らかな肉球は、ブラウス越しでも素晴らしい揉み心地だった。
 益子は抵抗力を失った美女のスカートに右手を入れると、パンストを引き下ろして、パンティーの上から肉ビラの間に指を這わせた。
 既に濡れていた肉ビラの上を、指に吸い付いたパンティーの生地がヌメヌメと滑った。
(もう、観念したようだな。さてと、一回逝ってもらうか)
「おやまあ、なんとも濡れやすい身体だ。痴漢におちんちんを入れられちゃう程ですもんねぇ。そりゃ、すけべな体のわけだ。ひひひっ」
「ああん、部長! 駄目ですよ、こんなとこで」
(おやおや、もう、本気で感じてるな。声が上ずってるぞ!)
「こんなとこだから良いんじゃないですか。ほら、興奮してきたでしょ?」
(さて、自分からも動いてもらわんと)
 益子は美紀の左手を取ると、盛り上がったズボンの膨らみに当てた。
 その手は思惑通り、逃げることはなかった。
 真っ白な項から発せられる香りは更に甘くなった。
 そして、白く柔らかな手は、益子の肉棒を這い回った。手のひらが竿を撫でて、指先が輪郭を確かめるように動いた。その動き全てが快感となって益子の腹の下をグイグイ刺激した。
 益子は、パンティーのクロッチを捲ると、指先で淫芽を擦った。
 美紀の身体がビクビクと震えた。
「ああっ、部長、それ以上はダメ!」
(おやおや、もうこんなに濡らして! いよいよ止まらなくなりそうだ)
「駄目なんて言われたら、やめられませんね。ひひひ」
 益子は、ブラウスの胸の膨らみのボタンを二つ外すと、左手を入れてブラジャーの下に滑り込ませた。柔らかなプリンのような肌に、指先が震えた。乳房を揉むように指を動かしながら乳首を見つけると、指の間できゅっと潰した。
「ああん! ああ!」
(おやおや、もう本気の可愛らしい声をあげちゃって! たまらんなあ、うほぉ、手の動きも本気になってきたかな?)
 益子は右手の中指を、肉ビラの間に往復させると、蜜壺の入口から指を半分程侵入させた。蜜がトロトロと溢れ出して、益子の手を濡らした。
「あららぁ、本当に濡れやすい身体だ。もう手がビショビショですよ」
 美紀の足腰に力が入らなくなったようだった。益子は左腕と身体で美紀を抱くように密着した。体温が直に伝わってきて、幸福感に包まれた。
 指先を動かす度に、美紀の喘ぎは激しくなった。
(おやおや、いよいよ逝きそうだな。ここで逆らえないように留どめを指しておくか!)
「あっ、そう言えば、もう一つ良いものがあるんですよ」
 益子はズボンの後ろポケットを弄ると、美紀がゴミ箱に捨てたパンティーとパンストを取り出した。ザーメンの濃い香りが、辺りに漂った。
「ほらこれ、美紀ちゃんの愛液と男達のザーメンでたっぷり湿ってますよ」
 美紀の反応は更に激しくなった。
(無駄な抵抗をしないところが潔い。あれっ? ザーメンの臭いで更に高まったか! 完全に観念したようだ。ははは、さぁ、俺のセックスドールちゃん、愉しませてもらおうじゃないか)
「さあ、美紀ちゃんのお手てで、僕のも気持ちよくしてくれるかな?」
 美紀の手が、左手に握らせたズボン越しの肉棒を、下から掻いた。
 その指先の与える快感に、益子は思わず呻いた。
「おおっ、ううっ、上手だ。はぁ、なんて気持ち良いんだ!」
 益子は喘ぎ声を上げながら、美紀の毬の様な黒髪のショートカットに顔を埋めて、舌で髪や項を舐めながら、ズボンのチャックを下ろした。そして、いきり立った肉棒を握らせた。
 美女の白魚の手のひらと指先が、益子の肉棒を包んでいた。
 同時に美紀の蜜壺に挿し込んでいた指先がギューンと締められた。
(おや? 逝ったか?)
 給湯室の入口から足音が聞こえると、益子は濡れた手と指を美紀のスカートの内側で拭い、勃起した陰茎をズボンに捩じ込んだ
(あの後、遠藤に邪魔されなければ、逝かせた後で、手の中にザーメンを出してやったのにな。まぁ、しかし我ながら完璧な出来だったな)
 益子は、ナビの示すポイントを確認した。
(今日だけは紳士的に振る舞って、高感度を上げておかないとな。この若い身体を、本気で逝きまくらせて、俺から離れられなくさせてやるさ)
 益子は車を第一目的地にゆっくりと止めた。

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