美淫パラダイス 第一巻 輪姦接待(2−4)

美淫パラダイス 第一巻 輪姦接待(2−4)

「美紀君、着いたよ」
 益子の声がいきなり美紀の頭の中に入ってきた。
 昨晩は不安で寝られず、朝から音不足だったので、すっかり寝落ちしていた。もやもやとした頭の中が、大分スッキリとしていた。日は天上に移動して、時刻は既に昼前だった。
 周りを見渡すと、車は小さな入江の前に止まっていた。駐車スペースは三台ほどしか無く、他に車は無かった。観光地で綺麗に整備されているようだが、オフシーズンなのか、人の気配は無かった。
 風は無いのに、波が大きな音を立てて、岩の間に荒々しく打ち寄せていた。海は紺色で、空は青く澄み切っていた。
 益子が助手席のドアを開けて、美紀の手を取った。その紳士的な振る舞いに、美紀は素直に従った。
 益子は美紀の隣を歩くと手を取って繋いできた。
 美紀には振り払う事は出来なかった。
 二人は手を繋ぎながら、大きな岩の間を抜けて、遊歩道になっている海岸線を歩いた。
 しばらく歩くと、益子の足は遊歩道を外れた。
 大きな岩に囲まれた、さざ波だけの静かな岩場に出ると、岩の窪みに、益子は美紀を連れて入った。
 数メートルの黒いツルツルとした十メートルほどの高さの岩壁が、三メートル四方の空間を作っていた。手前には陽が挿し込んで暖かく感じた。
 益子は美紀を岩肌の前に立たせると、後ろから、美紀のカーディガンを脱がせた。
 美紀は、益子から送られた股間がやっと隠れる黒のティーバックと、乳首を少しだけ覆う布が付いたブラジャーを身に着けていた。下着を着けるというより、紐で身体を括られたようだった。
 羽織っていた黒のカーディガンを脱がされると、白のミニのタイトスカートと青のブラウスから、黒の下着の紐がくっきりと透けた。
 周りに人が居ないとは言え、その姿を外で晒すのは恥ずかしかった。
 モジモジと身体を捩る美紀を、益子が後ろから抱いて、胸を隠す美紀の手の上に手を重ねた。
「綺麗なんだから、恥ずかしがることはないじゃないか」
「そんなこと……ないです」
 綺麗だと言われて、悪い気はしなかった。
 手を繋いで歩いている内に、身体が少し火照り始めた気がしていた。あれ程嫌っていた部長に後ろから抱かれても、拒否感は湧かなかった。久しぶりに嗅いだ潮風の香りが、心を穏やかにさせていた。
 美紀の両腰に当てられていた益子の両手が、その括れを確かめるように、上下にゆっくり動き、手のひらは脇から胸に向かって徐々に登ってきた。尻に押し付けられた腰はゆっくりと回されて、その中心に塊が現れたのを感じた。
 潮風の香りと、脇腹を触られる刺激に、美紀の頭の中は徐々に霞んでぼんやりとして、羞恥心は少しずつ和らいだ。
 益子の両手が、ブラウス越しに乳房の膨らみを撫でると、乳房全体が熱を帯びて熱くなってきた。
 押し付けられた益子の腰が上下にグリグリと蠕くと、美紀の身体の力が抜け、体重は後ろの益子に掛かった。
 美紀の瞳は閉じられ、長いまつ毛が震えた。唇は半開きになって微かに吐息が漏れた。
 益子の指先が、尖り始めた乳首の周りを撫で回すと、ジーンとした快感が拡がった。
「うっ、あっ、ああ!」
 美紀の身体が震え、毬りのようなショートの黒髪が揺れると、若い女性の甘い体臭が益子の鼻腔に拡がった。
「ああっ、美紀君、良い香りだ」
 益子の鼻息が首筋に掛かった。くすぐったかったが、気持ち良かった。
 益子の指がブラウスの上から、乳房の横に伸びるブラの下紐を下に引くと、乳首をやっと覆うほどの小さな布は下に降り、上から乳首が飛び出して、青のブラウスに三角の突起を作った。
「ほほう、想像より素晴らしい眺めだ! ほら、もうこんなに尖って!」
 益子は美紀の肩越しの上から、ブラウスを押し上げる乳首を凝視し、ブラウスの布が作った美しい突起の数センチ外周を指の腹で撫で回した。
「はあん、部長! やめて下さい。 ああっ! だっダメです!」
 美紀は薄いブラウスの生地越しに、乳首の周りを撫でられる快感に身悶えた。徐々にトップに向かって円を縮めて行く指先の気持ち良さに、自分を制御出来なくなる恐れさえ感じた。断続的な快感と、直接触られたい焦燥感が、美紀の脳内で入り乱れた。
「はあん、イヤ、イヤです」
「何が嫌なんだ? ほら、ここを触って欲しいんだろ?」
 益子は指先を、尖ったブラウスの頂点の数ミリ上で振るわせた。
 美紀の張り詰めた乳首は、それだけで触られる以上の刺激を感じ、身体がプルプルと震えた。
(おやおや、痩せ我慢をしちゃって、本当に可愛いねぇ)
 益子はいきなりキュッとブラウスのとんがりを摘まんだ。
「はぁ! ああんっ!」
 その刺激の激しさと快感の強さに思わず仰け反った。
 硬く尖った乳首を、指先で引っ掻かれたり撫でられたりすると、化繊の衣摺れと指先の暖かさが、直接触るよりも激しい快感を産んだ。
(ああっ、駄目よ! そんな事されたら、欲しくなっちゃう!)
 益子の指は、的確に美紀の性感を高めた。右手の指先がブラウスの第二ボタンの隙間から入り込むと、美紀の乳房に触れた。
 突然素肌に触れられた美紀の身体はビクンッと震えた。
「おおっ、なんてスベスベして柔らかなおっぱいなんだ!」
 指び先が素肌と一体になって、溶けてしまうのではと思えるほど、ふわふわとした触り心地だった。ブラウスの中に入れる指を増やし、三本入ったところで、人差し指と親指で第二ボタンを外した。スッーと指先を中に滑らせると、小さなブラジャーは殆ど意味を成しておらず、大きな乳房が手の中に入った。
 益子はその柔らかくも張りのある乳房を揉みしだくだけで、股間が蕩けそうになるのを感じた。タイトスカートに押し付けた股間の肉棒は痛いほど膨らんでいた。股間に手を当て、肉棒を上向きにすると痛みは引いた。
 行き場の出来た肉棒は、美女の首筋の甘い香りに反応して、更に激しく膨らんだ。それはスボンにテントを大きく張り、美紀の尻をグイグイと押した。パンツの中からでも、尻の素晴らしい感触が生き生きと伝わってきた。そこからとてつもない快感が立ち上って、益子の脳内を犯した。
(くふぅ、焦らずゆっくり焦らすつもりが、こんなに良いと気持ちが早まってしまうな)
 ブラウスのボタンをさらに外すと、大きな乳房がぷるんっと飛び出して、外気に晒された。乳輪を隠すだけの小さな三角の布を付けた黒いブラジャーは、単なる紐となって乳房の下に丸まっていた。
 真っ白な双乳は益子の手の平に包まれ、ピンクの乳首は人差し指と中指の隙間に押しつぶされながらも、生き生きと立ち上がっていた。グイグイと揉まれる度に美紀は喘ぎ声を押さえながら、鞠のような黒髪を振った。
(だめよ、こんなんで感じちゃ、部長の思う壷だわ! 私を玩具にしようとして……。大嫌いな部長なんかに触られて、気持ちいいわけ無いでしょ!)
 波の音が岩の間で反響していた。その音が耳の中で木霊して、美紀の思考を徐々に溶かしていった。
 大きな黒い岩についていた手の力は殆ど入らなくなり、背後の益子に支えられて立っていた。益子が腰を下から上にせり上げると、ズボンのテントが、尻の間を深く擦り上げ、そこに湧いた快感の虫が、二人の全身をウズウズと這い回った。
 乳房は上下左右に揉みしだかれ、乳首は指先で摘ままれていた。ぎゅっと強く摘ままれると、激しい快感が、美紀の脳天から足の先まで突き抜けた。
(ああっ、やばい!)
 下半身が快感でひくついた瞬間に、股間がジュンっと潤むのを感じた。
 益子が下半身を擦り付けるたびに、美紀の身体は柔らかくなり、その体重が自分に預けられるのを感じた。
 鞠の様な黒髪に顔を埋めて、若い美女の香りを満喫しながら、徐々に性の快楽に埋没させる行為に没頭した。
(おやおや、もう腰を動かすだけでピクピクじゃないか! これはここもか?)
 益子は右手を下げて、タイトスカートの前から指先を入れて軽く引き上げた。人差し指が美紀の黒いティーバッグのクロッチに当たると、小さな三角の布は指先に貼り付いて、ぬらりと股間を滑った。
(やっぱり感度はピカ一だな。少しは抵抗するかと思ったが、もうズブズブじゃないか!)
 益子は美紀の首筋に吸い付いた。スベスベの肌が唇に触れると、肉棒はパンツの中で更にイキリたった。舌を出して、自分の唾液をその美しい肌に塗りたくるように這わせた。
 サラサラとしていい香りのする黒髪を鼻で掻き分けながら、うなじを登り、耳に辿り着くと、その柔らかな軟骨に舌を這わせた。タップリと唾液を舌に乗せて、それを柔らかな耳の内側に塗るようにして舐めた。
「ああっ、だっ、ダメです!」
 美紀は激しく身悶えた。
「だめなんて言って、もうしっかりとここの準備は出来ているようだね」
 益子の指先はティーバッグのクロッチを捲ると、柔らかな肉ビラの間を下から上に一掻きした。
「くふぅ! はぁん!」
 美紀は上向いて、歓喜の吐息を吐いた。
 益子は自分の右手を股間に持っていき、ゴソゴソとジッパーを下げて、パンツの穴から肉棒を引き出すと、既に直立したそれを、真っ白なタイトスカートに押し付けた。豊満なタイトスカートに生の肉棒が埋まると、暖かく柔らかな尻肉に包まれる快感が、益子の腰を這い上がってきた。少し擦らせるだけで、お互いの肌が生地に擦れる摩擦感が、さらに心地よさを増した。
 腰を下げると、肉棒はぷるんっとスカートの中に潜り込み、柔らかな尻肉に直接挟まれた。
 熱い塊が、美紀の股間を下から擦った。ティーバックが肉溝をかろうじて覆っているだけの股間を、益子の肉棒が滑った。
 乳首を摘ままれながら、肉溝を肉棒で擦られると、頭の中は真っ白になった。野外で人が来るかもしれないという恐れは消えた。
 自ら股間に手を持って行くと、益子の熱い塊に触れた。
「部長の、凄く大っきい……」
 その鎌首はドリンク瓶程もあり、ドクドクと脈打っていた。
 美紀の股間から蜜が溢れ出して、肉棒全体を濡らした。
 益子の太い肉棒は蜜を拡げるように、股間をねらぬらと滑った。
「美紀君のあそこはもうズブ濡れだね。まったくエッチな身体だなぁ」
 遠くで鳴る波の音が、ザザーと美紀の耳の中に響いた。波の音に合わせるように、快感は引いては寄せながら大きくなってきた。
 美紀の身体は、既に益子の肉棒を求めていたが、微かに残っていた理性が抵抗した。
「部長、だ、だめです。ううっ、ああん」
(本当に駄目なの? 本当は私、欲しいんじゃないのかしら? あの太いので突かれたら、とても気持ち良さそう……)
 益子は、再び美紀の白のミニスカートに手を入れると、ティーバックの紐を除けて、人差し指で肉びらを深く搔いた。
 ビーンという快感に美紀は飲み込まれ、思わず仰け反った。
「駄目か? やめようか?」
 益子は、大きく腫れ始めた淫芽を、指の腹でコリコリと撫でた。
 激しい快感が美紀の股間から腹を突き上げた。
「ああっ、いやん!」
 指で淫芽を撫でられる度に、美紀の胎内に快感が溢れ出して、その淫口から、男の肉棒を奥に誘い込む為の蜜が、とぷとぷと吐き出された。
「どうだ、止めるか?」
 美紀は思わず首を横に振った。
「つっ、続けて下さい」
(私って、やっぱり淫乱なのかな? ダメ、もう止まらない! ああっ、部長、このまま逝かせて!)
 益子の右手人差し指と中指の腹が、勃起して顔を出した美紀の淫芽を挟み込んで押し撫でた。舌は耳の裏をベロベロと舐め、左手の指先は乳首を摘んでいた。益子の腰が押し込まれると、鎌首が美紀の肉ビラを拡げて擦った。
「ああっ、ダメっ、逝っちゃいます!」
 益子はニンマリとしながら指を激しく動かした。声には出さないが、この美女が快感に落ちたと思った。
(おおっ、なんて感じ易い身体だ。そら、逝け!)
 美紀はビクビクと震えながら、猫のように背を反らして最初の絶頂に達し、押し寄せる快感の波に全身を振るわせた。      
 益子の指先を吹き出した蜜が濡らした。
 リアルに響く波の打ち寄せる音が耳奥に響いて、美紀の中の快感と一体になり、美紀を絶頂の海に漂よわせた。

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