探偵竿事情 第四巻 淫泉事件(25)

探偵竿事情 第四巻 淫泉事件(25)

 柴崎みくは、金堂でさつきと菜帆と調査対象者に淫靡な接待した際に、二人とエスエヌエスの連絡先を交換していた。二人共同じ宿に泊まって居たので、会うのは簡単だった。
 みくは身分を明かして、村祭りの事を調べていると話すと、二人はすんなりと実家を教えてくれた。
 みくは一人、電車で二時間程の村に向かった。
 そこには、さつきと菜帆の母親が同居していた。二人は村祭りで生贄役を涼子の翌年にやり、その後、すぐこの村に移り住んだらしい。
 駅から人気のない通りを十分程歩くと、平屋の一軒屋に着いた。
 玄関のチャイムを鳴らすと、美しい女性が出てきた。
「はじめまして。私が、柴崎みくと申します。さつきさんと、菜帆さんの紹介で来ました」
 女性は笑顔でみくを迎え入れた。
「まあ、こんなところまで、よくいらっしゃいました。菜帆の母です。さつきさんのお母さんは、出かけてるの。さあ、どうぞ中へ」
 菜帆の母親は四十代に見えないほど若く美しかった。
 居間に案内されて、テーブルの奥の座布団に正座をすると、菜帆の母はお茶を出してくれた。
「それで、昔の話が聞きたいんでしたね」
 みくは人懐っこい笑顔で聞いた
「はい。夏祭りで長老が無くなった後、こちらの村に柚子さんと移ってきたときの経緯を教えて頂けないでしょうか」
 菜帆は遠い目をして、しばらく何かを考えていた。
「涼子さんの事はご存知?」
「はい、長老達にお堂で毎晩の様に縄で犯され、それを婚約者の光一さんにつきとめられて、失踪したことまでは……」
 菜帆の母は少し驚いた顔をした。
「そう……。そこまでご存知なら話しても良いわね。私の名前は菜々実、さつきさんの母親はあやめと言います」
 菜々実はお茶をすすると話を始めた。

 菜々実が、お堂に衣装合わせに呼ばれたのは、祭りの三日前だった。
 涼子の件は、皆に知られないように伏せられて居たので、長老達の悪さは知る由も無く、何の疑いも抱かなかった。
 あやめは一時間ほど前に着いているはずだった。帰りは一緒に帰るつもりで、何も持たず、白のラフなワンピース姿で歩いてお堂に向かった。
 午後六時にお堂に着くと、辺りは既に宵闇に包まれつつあった。ギシギシとなる木造の階段を昇ると、木戸の前で声を上げた。ガタガタと音がするので誰かは居るようだ。
「こんばんは!」
 ギーッとドアが開き、中から伸びた手で手を掴まれると、真っ暗なお堂に引き込まれた。
 一瞬の間に、背後から抑え込まれ、後手に縛られて猿轡をされると、むしろに左肩を下にして横に寝かされた。
 外の明るさに目が慣れていたので、内部は真っ暗闇に感じた。
 ワンピースの裾を捲られると、パンティーの中に手が入って来た。余りにいきなりで、抵抗する余裕は無かった。その手は股間に何かを塗るとすっと出ていった。
 ぴちゃぴちゃと何かを舐める音がする方に目をやった。ろうそくの灯りに、チラチラと人の影が揺れ、男の声がした。
「そうだ。上手じゃないか……」
 寝ている男の股間に、女性が四つん這いになって顔をうずめていて、その女性の尻の辺りにもう一人の男の顔が埋まっていた。
 ろうそくの灯りのシルエットだとしても、それがどのような状況かは理解出来た。
(あれは、あやめさん?)
 そうで無くて欲しいという想いは、目が慣れるにつれて打ち消された。
 あやめは全裸で、頭を動かす度に、長い頃髪がうねった。細く白い腰はS字に反り、乳房は大きく揺れ、尻は美しく輝いていた。
(やっぱりあやめさんだ! なっ、なんで?)
「ああんっ、うぐ、うぐぐっ、ああっ、良い!」
 あやめは嫌がるどころか、後ろの男に舐められ、歓喜の声を上げていた。
 その淫らな光景に、菜々実の身体は火照り、口の中には唾が湧いた。
 あやめは顔を傾けると、そそり勃つ男の肉棒を根本から舐め上がった。舌が通ると唾液は肉棒を濡らし、オレンジの光を美しく反射させた。それは、まるで直立した観音様の様に輝いていた。
 あやめの尻に埋められた男の顔が、上下に小刻みに動くと、あやめは肉棒を頬張りながら腰をブルブルと痙攣させた。
(あやめさん、逝ってる……)
 親友の痴態を見るのは初めてだった。菜々実の喉は渇き、下半身に疼きを覚えた。股間が異様に熱くなってきて、じゅんっと濡れるのを感じた。
 男は菜々実の猿轡を緩めて様子を見ていたが、菜々実が騒がないと確信したのか外してくれた。
「喉が渇いただろう? これを飲みなさい」
 後ろに座っていた男から、小さな湯呑みを口元に付けられた。ぬるいお茶が入っていて、二口ほど飲むと渇きは癒えた。
 菜々実を縛った男の手が、すっーと尻を撫でると、身体がぴくりと動いた。
 後ろの男は、菜々実の背後に添い寝をすると、股間の一物を菜々実のワンピース越しの尻に押し付けて来た。縛られた後ろの手に男の腹が触れた。
 押し付けられた一物は固く勃起して、ワンピースの布を股間に押し込んできた。
 男の腰がゆっくりと前後に動いた。肉棒はワンピースをパンティーの股間に擦り付けた。
 溶けたバターを塗った肉ビラの間を、パンティーのクロッチがぬらぬらと滑った。チリチリと快感が股間から湧き上がり、腹の下に溜まった。
 さっき飲んだお茶に何かが混ぜられていたのか、頭がぼーっとしてきた。身体を巡る快感が増幅され、菜々実の性感を刺激した。
 あやめの股間を舐めていた男は膝立ちになると、あやめの尻肉に指先を埋めて、熱り立った肉棒をあやめの肉ビラに合わせた。男が腰をあやめの尻に埋め込んだ瞬間、あやめは反り返り、激しい喘ぎ声を張り上げた。
「ああっ、すごい! 大っきい! ああん! ああっ」
 あやめをバックから貫いていたのは長老だった。
「くふぅ、流石に十代の締りだな! まんこのひだひだが、ちんこに絡みついて来るぜ」
 あやめに肉棒を舐めさせていた男は、頭髪を掴むと、再び肉棒を口に咥えさせた。
「ほら、こっちもちゃんとやらんか!」
 長老の腰使いと、菜々実の後ろの男の腰がシンクロするように動いた。菜々実もまるで後ろから突かれているような快感に喘いだ。
「ううん、あふぅ、あん、あはん」
 後ろの男は菜々実のロングの黒髪に顔を埋めて、少女のうなじの匂いを嗅ぎながら腰を動かした。
「なんだ、もうすっかり感じちまってるみたいだな」
 男はワンピースの裾から中に手を入れた。艷やかな美少女の太腿に手が触れただけで、男は鳥肌が立った。
(くふう、なんてスベスベの肌をしてるんだ)
 太腿の外側を何度か撫でただけで、少女の身体はひくひくと震えた。
 太腿の前面を指の腹で撫で上って、パンティーのクロッチに触れた。
 固い肉棒を擦り付けられていたクロッチの辺りは、熱くなっていて、発酵したバターがパンティーの外まで染み出していた。
「うへぇ、こりゃ凄いや。もうバターが溢れ出してるぜ。そりゃ、友達のあんな淫らなセックスを見せられたらなぁ。可哀想に。おじさんが、これで気持ち良くしてやろうか?」
 菜々実は口の中に湧いた唾を飲み込みながらも、いやいやと首を振った。
「いやいやしてたってなぁ。若い身体は正直なもんさ」
 男は中指で少女の淫芽を押した。パンティーの綿生地は上質なフレンチトーストの様にバターをたっぷりと吸って、淫芽をぬらぬらと滑った。
 焦らす様な指使いに、媚薬を塗られた股間は耐えきれず、指を追っていた。
「ほらもう、ここが、こんなに欲しがってるじゃないか」
 男はパンティーの腰ゴムに指を掛けると、するりと脱がせた。
 肉ビラの間に貼り付いたクロッチが、ペロリと剥がれると、少女の甘ったるい香りが充満した。
 後ろ手に縛られていた紐が外された。
 手が開放されたのに、菜々実の身体には力が入らず、動けなかった。
 男はワンピースの裾を捲ると、鎌首を菜々実の肉ビラの間に軽く当てた。
 菜々実の両尻を軽く引くようにすると、鎌首は菜々実の肉ビラを押し開き、溶けたバターを溢れさせながら、若々しい肉壺にぬらりっと入り込んだ。
「うおっ、良いぞ」
「ああんっ、イヤだ!」
 男の鎌首を、美少女の蜜壺がくいくいと締め付けた。
 その快感は素晴らしく、男のまぶたの奥に虹が見えるようだった。少女の項は、爽やかなシャンプーの香りに乳臭い香りが混じっていた。
 男は腰の動きを止めて、ワンピースの後ろのホックを外すと、ファスナーを腰まで降ろした。ブラジャーのホックも外すと、右手をワンピースの背中から脇に入れた。腰の少し上のつべやかな肌を堪能するように撫でた。下から掬うように肌を撫で上げると、乳房の膨らみに手が触れた。ブラジャーのカップは辛うじて乳房を覆っていたが、指を軽く差し込むと、スラリと外れて、十代の若々しい乳房が飛び出して揺れた。
 左手を脇の下部から挿し込んで、両手で乳房を包んだ。美少女の乳房はスレンダーな体に似合わず、発達していて、包む手からあふれる程に大きかった。弾力は素晴らしく、横に寝ていても殆ど垂れなかった。小さな乳首は何度か指先で捏ねると硬く飛び出して、乳房を掴んだ指の間で押さえられる程に膨れ上がった。しかも、そこはかなり感じるようで、軽く押さえるだけで、美少女は喜悦の声を漏らした。
 若々しい美少女を抱いている興奮は、鎌首を最大限に膨らませていた。
「あふん、ああっ、ああん」
 いつの間にか少女の声は、甘い喘ぎ声に変わっていた。
 菜々実の下半身に埋まった大蛇から、快感がひっきりなしに湧き上がっていた。そして、腰を蠢かす程、その快感は強くなった。まだ、鎌首がやっと入った所で止められていた。菜々実は自ら腰をうねらせると、大蛇はバターを身に纏ってぬらぬらと胎内に入り込んだ。大きな鎌首が奥に入り込み、太い竿が膣を膨らませていた。腹の下部が快感に満たされた。
「あはん、いやっ、凄い! 大きすぎる!」
 菜々実の腰が動くと、中の大蛇はずりゅずりゅと膣壁を擦るようにうねった。
 男は少女の香りに包まれながら、乳房をぎゅっと握り潰しながら、性器同士が産み出す快感にのめり込んだ。少女の柔らかな尻肉が降りて腰に当たると、触れ合う部分から、肌の柔らかさと張りが伝わった。
 男はこの美少女の肌ともっと触れ合いたくなった。挿入したままワンピースを下から捲りあげて脱がせ、ブラジャーのストラップを腕から抜いた。
 乳房を揉みながら少女の背中に貼り付いた。
 美少女の身体は熱くなり、軽く汗ばんでいた。深く尻に埋め込んだ肉棒からはジンジンと快感が上ってきた。
 美少女の甘い香りは強くなった。
(くふぅ、こんなに若いのになんて良い身体だ! 感度も抜群でひくひくと締め付けて来やがる!)
 男は射精感がひしひしと湧いてくるのを感じて焦った。
(こっちのペースにしないと逝かされちまいそうだ!)
 少女の右肩を押してうつ伏せにさせると、挿入したまま尻の上に乗って腰を打ち込み、上体を少女の身体に貼り付かせるように密着した。艶々の肌の美少女が、身体の下で歓喜の声を上げて鳴いた。自分の肉棒に少女が反応していると思うと、この少女を征服した様な気分になった。
「ああっ、それ凄すぎる! いやんっ!」
(くふぅ、こっちもたまらん、なんて生きの良い身体だ!)
 うつ伏せで肉棒を奥まで突き込まれると、淫芽の奥を鎌首が圧して、激しい快感が全身に回って爆発した。
「ああっ、だめっ、それ以上突かれたら! ああっ逝く!」
 びくんびくんと跳ねる少女の身体を、全身で拘束するように抑え込んで、更に肉棒を抜き差しした。
「もう逝ったのか! まだまだこれからじゃよ」
 目の前にじゃらじゃらと音を立てながら鎖が置かれた。
 連れが用意したもので、二人の首に付けることになっていたのを思い出した。
 あやめは既に首輪を付けられ、それに繋がった鎖は、バックから肉棒を突き込む長老の手に握られていた。鎖が引かれると、首が締まり、あやめの頭や背中は美しいカーブを描きながら、淫らに反った。
 男は、黒い皮の首輪を、うつ伏せになっている菜々実の首に巻くと、少しだけのたるみを持たせて、穴に金具を通して、金具が外れないように小さな錠前をカチッと掛けた。
 首輪をされる間、菜々実は絶頂感の中を漂っていた。
 うつ伏せの菜々実の上から、クイッと鎖が引かれて首が締まった。同時に熱い肉棒が後ろから胎内を深くえぐった。意識朦朧としながら、引かれる首輪に微かな快感を感じ始めていた。
 男は菜々実の両肩を持って引き上げ、四つん這いにさせた。尻を両手で開き、溶けたバターが垂れた肉ビラに鼻を付けると、淫芽に舌を伸ばした。
 逝ったばかりの菜々実には激し過ぎる刺激だった。
「ああっ、そんなんされたら、駄目! また逝っちゃうから!」
 男の舌は、淫芽の皮を剥いてほじり出すように舐め、肉ビラの間に垂れるバターをずずっとすすった。
「あんっ、いやっ、逝く!」
 びくんびくんと少女の身体が跳ねた。
 男は腰を掴むと、肉ビラの間を肉棒で貫いた。
 絶頂中の美少女の胎内にさらなる激しい快感が打ち込まれた。
「ああっ、すげぇ! ジンジン来るぜ!」
 男は柔らかな尻に腰を打ち付けたが、少女の蜜壺が締まりすぎて腰の勢いは弱まり、ぬちゃぬちゃとした音を立てるのがやっとだった。
 艶々とした背中に貼り付いて、円錐形の美しい乳房を揉みながら若々しい蜜壷に酔いしれた。
 射精感は強まり、陰囊は竿の根元に貼り付いていた。
(逝っても良いが、あっちの娘も食ってからにするかな)
 男は高まる興奮を抑えながら腰を打込み、首輪につながれた鎖を引いた。
 じゃらじゃらと鎖を引かれる度に、少女はあらわな喘ぎ声を上げて頭を後ろに反らせ、尻を突き出し、背中に美しいカーブを描いた。
「ああっ、駄目よ、また逝く! おかしくなっちゃう!」
 菜々実は絶頂の叫び声を上げながら身体を痙攣させた。
 その後、意識はすーっと闇に飲み込まれた。

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