美淫パラダイス 第一巻 輪姦接待(2−1)

美淫パラダイス 第一巻 輪姦接待(2−1)

 下條美紀は朝のバスの中で、胸の下に溜まっている淀んだ空気を、悪いものを出すようにふぅっと吐いた。
 天気は良く、窓に流れる川や緑は美しいのに、美紀の心の重さは消えなかった。
「今日もセクハラされるのかなぁ……」
 二十一歳になる美紀は、少しぽっちゃりとしていたが、胸は人並み以上に大きく、腰の括れはあって尻はよく張り、スタイルはかなり良かった。色白の丸顔で、目はパッチリとしていて、田舎っぽいあどけなさが少女の様に見せた。髪は黒髪のショートでまるで毬の様だった。
 美紀の努めている営業部長の益子は、すれ違う度に美紀の尻を撫でた。
 最初は気の所為かと思ったが、美紀が抵抗しないのをいい事に、エレベーターで一緒になると、背後から堂々と両手で尻タブを揉んだり、腰を押し付けてきた。
 短大を卒業して、就職難民になりかけた時、両親の知り合いのつてで入社した手前、簡単に辞めたいとは言えなかった。セクハラくらいならと我慢していた。
 彼氏は居ないが、セックスの経験はあり、感じ易い方だった。だが、頭の禿げ上がった部長に、好き勝手に触られるのは気持ち良いとは言えず、不快感が残り、プライドも許さなかった。
 だが、部長の益子は社長の親族なので、上司に訴える事も出来なかった。
 それ以外は、仕事も楽しく順調で不満は無かった。ただ、日々エスカレートしていく部長のセクハラ行為には、不安を感じ始めていた。
 バスの中で、目を瞑り、イヤホンから流れるピアノの音楽に神経を集中させた。ブラームスの6つのピアノ小品、第2曲間奏曲の切ないメロディーが重い心に響き、ゆっくりと溶かしてくれた。
 バスはいつの間にか満席となって混み合い、美紀の後ろに何人も立っていた。
 交差点で曲がると人の波が押し寄せて、背後から人に押され、身体が貼り付くのを感じた。両足を踏ん張り、吊り革に掴まって耐えると、人の波は戻って重さは消えた。たが、尻の下部に何かが触れている感触は消えなかった。
 何かの塊のような感触は、尻の下部をトントンと一定のリズムで突いてきていた。
 美紀の腰は意識をせずとも、押されると逃げ、引かれると追う様に、引っ込めては突き出した。
 ポっと快感の埋み火が湧いたのに気がついたときには、両脚裏に後ろの人の脚が貼り付き、上下に擦られる様に動かされていた。大きな塊で、尻の谷間を下部から抉られ、そこから快感がチリチリと湧いては周囲に拡がった。
 ピアノのメロディーと、その快感が胸の下の重さを消していた。
(部長に触られるより、知らない人に触られる方が、よっぽどマシね。だって、これっきりだし、大したことされないもの……)
 胸の下の重い空気が無くなると、美紀の心は解れて晴れやかな気分になり、身体と心は自由になっていく気がした。
(そーいえば、こんな快感も久しぶりよね。セックスはもう半年はしてないか……)
 下半身を巡る快感は強くなり、目を瞑った美紀の脳内は媚薬で満たされたようにぼんやりとして、心は次第に開放的になっていった。後ろに貼り付いているのは男に間違いなく、尻の間に埋まっているのは男の勃起した性器だった。その塊を深く埋めたい欲望が、美紀の尻の突き出す角度を徐々に上げさせた。
 今朝の美紀は、黒のタイトスカートのスーツに、白のブラウス姿だった。
 尻の間に埋まった塊がスカートとパンストを擦り上げると、さらさらとした感触が快感を強めた。黒のスカートが塊に押し込まれてくるイメージがリアルに湧き上がった。
 両脚の太腿辺りに手が当てられる感触を感じた。身体がピクリと反応した。手はゆっくりと上下にスカートを滑らせた。
(あっ、触られちゃった……。だめよ! これ以上は)
 手はゆっくりと尻の膨らみを撫で回しては揉んだ。そして、美紀が抵抗しないと判断したのか、スカートの裾から入り込んで、スカートを捲りあげながら、尻の膨らみを撫で回した。
(あん、嘘! なんて大胆な!)
 手はパンストの上から股間を撫でると、立てられた指が真ん中を押し撫でた。
 ビーンと快感が腰から脳天を突き抜けた。
「ああんっ!」
 美紀は自分の出した声に狼狽えて、腕で口を覆った。
(嘘! これ以上は本当に駄目よ!)
 アラームが頭の中で鳴り響いていた。
(止めさせなくちゃ! 抵抗するのよ!)
 だが、久しぶりに胎内から湧き上がる快感が、美紀の抵抗力を封じ込めた。的確に気持ちの良い場所を押し撫でられると、頭の中にピンクのさつきが咲き乱れて、トロリとした甘い蜜が花弁から溢れ出した。
(ああっ、嘘、なっ、なんて気持ち良いの! あそこを触られるってこんなんだったんだ)
 男の指先は、股間を前に滑ってクリトリスの上をコリコリと擦った。
 身体の奥から湧き上がる快感は、美紀の意識を一気に飲み込んで、バスの中から宙に浮かせていた。
 美紀のパンストの股間の周りは、男に丸く破られた。
 指先は、パンティーの上から肉ビラを撫でて、そのクロッチを捲ると直にクリトリスを撫でた。
 ビーンという快感が、美紀の下半身を走り抜けた。微かに残った意識が声を押し殺した。唇を腕に強く押し付けて下半身を震わせた。 
 パンティーの股間は剥き出しとなり、男の手は美紀の股間を自由に這い回った。パンティーのクロッチには蜜が溜まり、脇から溢れ出た蜜は、パンストの内側を垂れた。男の指の腹がピタビタとパンティーの上から溝をノックした。
「はぁ! 駄目よ!」
 迫りくる快感に美紀は悶えた。
(これ以上触られたらおかしくなる! で、でも止められない……)
 男の手が尻に回り、パンストの穴は拡げられ、直に揉まれて撫でられた。肉ビラを撫でられるより、柔らかな心地良さが下半身を巡った。パンストとパンティーの腰のゴムを掴まれ、股間まで降ろされると、その間に熱く硬い肉棒が挿し込まれた。
 肉溝を深く抉るように、硬い亀頭が蜜を纏って滑った。
 想像するだけでも恐ろしく淫らなイメージだった。見ず知らずの男の性器が自分の股間に貼り付いて蠢いていた。
(ああっ、なんて淫らな! で、でも、なんて気持ち良いの!)
 美紀は抵抗出来ずに、吊り革に捉まったまま、尻を突き出して快感に震えた。
 右隣のカジュアルな格好をした男が、美紀の前に移動してきて、前を埋められた。美紀は後ろに押されて半歩下がると、左隣の男が隙間を埋めた。窓際に立っていたはずなのに、いつの間にか通路の中ほどに移動していた。吊り革を掴んでいた手は、離れて下に垂れた。
 男三人の身体に押しくら饅頭をされるように密着された。股間に貼り付いた後ろの男の肉棒は、ヌラヌラと肉溝を滑った。
 背後に密着していた男の両手は、美紀の腰からブラウスの前を撫で上がった。大きく張り出した白いブラウスの膨らみを、優しく下から撫でた後、両手で乳房を掴んで揉みしだいた。
 大胆な痴漢行為は、男三人に囲まれた密な空間で行われ、他に気づく人は居なかった。バスの中で軽く触られた経験はあったが、ここまでされたのは初めてだった。
 右前のカジュアルな男が振り向いて、美紀に身体を密着させてきた。
 垂らしていた右手の甲は、男の股間に当たり、その股間の柔らかな肉の塊に触れた。
 後ろの男の手はブラウスのボタンを外していた。
(ああっ、やばい、脱がされちゃう!)
 微かなアラームは、開けられたブラウスの間から、ブラジャーの間に入った指先が乳首を転がすと、その激しい刺激に消されてしまった。
 男の指が立ち上がったピンクの乳首を起用に転がしながら、肉棒をズリュズリュと美紀の股間に滑らせた。
 上下から湧き上がった快感に声が漏れた。
「ああん、うう!」
 右前の男の股間の塊は、大きく迫り出して美紀の手を押していた。
(ああっ、ヤバイよ! この人まで大っきくしてる)
 美紀は、ふと湧いた淫らな行為の妄想を打ち消そうと、頭を振って薄目を開けた。
 若い男は中々のイケメンで美紀好みだった。ほんのりと男性用のコロンが香ると、美紀の心臓は鼓動を早めた。
 男の股間と自分の太腿に挟まれた右手は、美紀が意識せずとも上下に動いていた。ズボンの中でピクピクと震える肉塊の振動が手の甲に伝わってきた。
 後ろの男の肉棒が、肉ビラをより深く掻いてきた。その肉棒とこの若い男の肉棒が同じものに感じられた。
 美紀の身体の奥が、その熱い肉棒を求めていた。 
 美紀は、湧き上がる欲望に抗えずに手のひらを返すと、肉塊をギュッと包むように当てた。指先で軽く掻くとイケメンは身体を震わせた。
「おおっ!」
 イケメンの喘ぎ声が、耳元で響いた。
(ああっ、イケメンが感じてる! 私ったら、なんて淫らなことを……)
 その背徳的な行為は、美紀の身体を快感物質で満たした。まだ肉棒を入れても居ないのに、美紀の膣奥は激しく収縮して、快感の波が背中を突き抜けた。
(ああっ、嫌、逝くっ!)
 体の中を快感が突き抜け、身体は硬直して男の肉棒を握った手に力が入った。
「あううっ、ああん!」
 右手の男は股間に手をやってごそごそと動いた。
 絶頂から戻った美紀の手には、素の肉棒を握らされていた。若々しく熱い肉棒が手の中でドクドクと脈打った。
(凄い! こんなに大きくて厚い皮だっけ?)
 美紀の手はその形や大きさを確かめるように、くまなく動いた。
(まるで大きな蛇の頭ね!)
 イケメンの顔が快感を堪能したように緩み、そのが唇が美紀の唇に近づいてきた。
 美紀が目を閉じると、唇に唇が合わせられた。
(ああっ、キスなんて久しぶり)
 抵抗無く、こんなにも淫らな行為に飲み込まれている自分が信じられなかった。だが、部長のセクハラに比べたら、よっぽどマシな気がした。
 イケメンの舌が口内を這い回った。その舌に舌を絡ませると、強く吸われた。脚腰の力が抜けても、三人に押されて崩れ落ちる事は無かった。
 ブラジャーは乳房の上に押し上げられた。肉ビラを肉棒で擦られながら、後ろの男と右前のイケメンに乳房を揉まれた。乳首を転がされると身体が震えた。
 左前のサラリーマンも美紀の方に向き直ると、スラックスの股間から飛び出した肉棒を、美紀の左手に握らせた。
 美紀の手は抗うことなく、それを強く握った。
 脳内は快楽物質に満たされ、唇から溢れる涎を止めることは出来なかった。それをイケメンが舐めてくれた。両手に力を入れて肉棒をしごくと、左右の男の熱い吐息が美紀の耳に掛かった。
 両手の鎌首は汁を吐き出して、美紀のタイトスカートにナメクジの跡を残した。
 後ろの男は、両手を美紀の腰に当てて押さえた。
 亀頭の角度が変えられると、肉ビラの間を深く潜り込むようにえぐった。クイッと引っかかるところで動きが止まると、亀頭は美紀の胎内に向かって、肉ビラの間を潜り込んできた。
 肉ビラは大きく開かれて、蜜が溢れ出ていた。小さな美紀の淫口は、亀頭を飲み込むほどに開ききった。
(ああっ、嘘! そんなのはいらないよ!)
 大きく開かれた淫口の感触に恐怖を感じた。
 だが、亀頭がそこを通り抜けた直後、胎内に入り込む亀頭と膣壁が擦れあい、快感が一気に吹き上げた。
「ああん、すごい!」
 顔を上に向けて、美紀は喘いだ。目を瞑った美紀は、ここが何処かさえ忘れていた。
 両隣は男の舌が美紀の頬や首や耳を甜めた。
 熱く硬い肉棒が、下から美紀の胎内を突き上げた。一突きされる毎に、身体中に快感の波が走った。脚に力は入らず、体重は三人の男たちに支えられ、男たちの手は美紀の身体中を自由に這い回った。
 乳首をキュッと摘まれると、身体に電気が走った。膣奥は締まって、太い肉棒を締め付ける快感が膣内に拡がった。
「ああっ、また! ううっ、逝く!」
 後ろの男がうめいた。
「ううっ、でっ、出る!」
 はあはあと荒い息が響いた。
 絶頂の余韻を楽しむ間にも肉棒は引き抜かれ、美紀の身体は宙に浮いて左に回転した。
(ああっ、ヤバイよ! 輪姦されちゃうの? あっ、でも次はイケメンさんならいいかな)
 美紀の上半身はサラリーマンに抱えられると、下半身はイケメンに抱き抱えられ、バックから熱い肉棒が股間を貫いてきた。
「うう! すっ、凄い」
 肉棒は美紀の肉溝を開いて、ぐぐっと中に入り込み、奥まで埋まった。間から真っ白な蜜が滴り落ちた。ズーンという快感が下半身から全身に拡がった。
「ああん、さっきより大っきい!」
 イケメンの肉棒が股間を貫いていると思うと、悪い気はしなかった。
(ああっ、すっごい良い! 素敵なおちんちん! 私ったら、なんて淫らなセックスしてるの?! 人前なのよ!)
 余りの快楽に美紀はサラリーマンに抱きつきながら髪を振った。サラリーマンの唇が近づくと自ら吸い付いて舌に舌を絡めた。
 美紀の黒のタイトスカートは腰まで捲られ、パンストは無惨に割かれて尻はまる出しになっていた。ブラウスは開かれ、ブラジャーは乳房の上にずらされ、真っ白な豊かな乳房が突かれる度にぷるんぷるんと揺れた。白いパンティーのクロッチは横にずらされて、カーキ色のズボンから飛び出した肉棒が深く埋まっていた。
 肉棒が出入りする度に蜜は溢れ出て、ズボンを黒く濡らした。
 男達の荒い息と、含み笑いが遠くで聞こえた。肉棒が抜かれると、サラリーマンの方を向かされて、足腰は宙に浮いたまま開かれた。
 その間をサラリーマンの肉棒が貫いてきた。
 美紀は、宙に浮いたまま、肉棒を突き立てられ、悦楽の声を上げた。それを抑え込むように、サラリーマンとイケメンの舌が交互に美紀の口に押し込まれた。
「ああっ、出る!」
 サラリーマンが呻くと、胎内の奥に熱い物がほとばしった。
 美紀の身体はイケメンに向けられ、左右の男に足と腰を持たれて開かれ、その間の肉溝を再び巨大な肉棒が貫いた。
 美紀は、自らイケメンにしがみついて腰を振った。激しい快感が全身を貫いた。
「ああっ、嫌だ、凄すぎる! ああん、逝くっ! また逝っちゃう!」
 美紀の身体はびくびくと跳ねた。
「ぐふぅ、駄目だ! 出る!」
 イケメンも呻くと、美紀の腰に腰を打ち込んだ。
 絶頂に震える美紀の膣内に、大量のザーメンが打ち込まれた。それさえも快感となって、美紀の身体を巡った。
 イケメンの肉棒が抜かれると、美紀の肉溝から大量のザーメンと美紀の蜜が内腿を垂れ、黒のパンプスに白い跡を付けた。

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