美淫パラダイス 第一巻 下僕(4)

美淫パラダイス 第一巻 下僕(4)

 山田和夫は、美麗という今朝会ったばかりの女性の下僕になることを条件に、夜の暗い公園で、初体験かつセックスの試験に挑んでいた。
 美麗は、和夫の淫芽への愛撫で本気で逝き、身体を震わせていた。
 和夫は美麗を逝かせたことで、目的を達成した気になっていたが、美麗は喘ぎ声を押し殺し、痴漢プレイをまだ継続させていた。
(なんとかミレさんを逝かせたけど、これからどうしたら良いんだろう?)
 和夫の勃起した陰茎は上を向いて汁を吐き、尻の谷間に美麗のニット生地を押し込んでいた。
(よーし、そうだ! おちんちんを美麗さんのおまんこに当ててみよう!)
 和夫は肉棒を下向きにすると、ニットのボディコンの尻の部分を捲って挿し込み、腰を密着させた。柔らかな太腿や暖かな股間に亀頭が擦れて快感が湧き上がってきた。
 下から突き上げるようにすると、亀頭は美麗のパンティーを滑り、その刺激に美麗は快感の吐息を漏らした。だが、肉棒を前後させながら、ずっとパンティーに亀頭を密着させるのは難しかった。
(できればこいつを、美麗さんの股間に擦らせながら、おっぱいを揉みたいんだけどなぁ。あっ、そうだ!)
 和夫は美麗のボディコンの裾から両手を入れると、太腿の外側を撫で上がった。むっちりと手の中一杯に貼り付くような肉感にうっとりとしながら両手を登らせると、腰骨の少し下でスキャンティの両脇に触れた。
 上から親指をスキャンティの脇に入れると、スキャンティをずり降ろし、股間の高さで止めた。
(このお尻にも素の腰で触れたいよね!)
 いつの間にか暗闇に慣れ、不安感は消えていた。ズボンのベルトを外すと下に落とし、トランクスのパンツと一緒に脱ぎ捨てた。身体は火照り、寒さは感じなかった。
 スキャンティのゴムの上と、尻肉の間に、肉棒を挿し込んだ。肉棒はスキャンティに下から支えられ、良い感じに美麗の股間に当たった。直に竿に当たる美麗の股間の暖かさと、その行為の淫らさに身震いした。前後に腰を動かすと、どっぷりと濡れた美麗の汁が肉棒に移り、ぬらぬらと美麗の秘肉を掻きながら滑った。
(ああっ、ぬらぬらとして、暖かくて、気持ち良い! ミレさんの中もきっとこんなに気持ち良いのかなぁ)
 和夫は肉棒を美麗の股間に滑らせながら、両手でボディコンのきゅっと締まった腰に手を当てた。薄くサラサラとしたニット生地の下に、柔らかな女性の肌を感じた。軽く押し込むと、やわらかな肌に指が溶け込んで行くようだ。
 手を滑らせるように登らせると、急激にニット生地は盛り上がり、柔らかな二つの山にたどり着いた。その大きな膨らみを両手で包むように揉みしだいた。頂点の辺りは硬く尖って、手のひらでもその存在が分かった。
(ミレさん、ノーブラなんだ! はぁ、なんて柔らかさだ。それにこのグミがなんとも良いんだよね)
 後ろから美麗に貼り付いて腰を蠢かせ、両手で乳首を摘まんだ。バックで女性に貼り付く心地良さを実感し、胸が熱くなった。
「あはん、ああっ、いやっ」
 乳首をニット生地の上から摘まんでいると、美麗の喘ぎ声が漏れ始めた。
(ああっ、そんな声を出されたらやばいよ!)
 和夫の興奮は一気に高まった。
 股間を滑る肉棒に、美麗自身がより気持ち良い場所に当たるように腰を突き出し、動かしていた。
 和夫の全身に、激しい興奮と快感が渦巻いた。陰嚢は貼り付いて、射精の準備が整い始めた。
「だめだ! そんなんされたら、逝っちゃうよ!」
 和夫は呻きながらも、乳房から両手を離せず、陰茎を美麗の股間とスキャンティの間から抜くことも出来なかった。
 亀頭は美麗の肉溝に軽く埋まってヌラヌラと擦られ、竿の上部は暖かく濡れた溝に当たり、下部はスキャンティのゴムに擦られていた。腰はむちむちとした尻肉に貼り付き、密着した背中は暖かく、甘い香りがうなじから放たれて鼻腔と肺を満たした。両手の中にある乳房は、揉むたびにユサユサと揺れた。指先を軽く動かして乳首を擦るだけで、淫らな喘ぎ声が漏れ、身体が震えた。とびきり美しい女性を愛撫している実感が、興奮を高めた。全てが和夫の想像を超える気持ち良さだった。
 夢の様な最高の時間が終わろうとしていた。薄っすらと射精という現実を思い出し、和夫は切羽詰まった状況にあることを悟った。今朝の痴漢でも、美麗の手の中に射精してしまっていた。ここで逝ってしまったら、童貞を捨てるチャンスを失うかもしれなかった。だが、もうどうにも止められなかった。
「ああっ、やばい! で、出ちゃう」
 和夫のぎりぎりの抵抗も虚しく、陰嚢は激しく脈打って、大量の精液が発射された。
 美麗もまた絶頂の寸前まで来ていた。自ら激しく腰を振って、亀頭を淫芽に当てながら擦った。
「ミレさん! い、逝く!」
 この瞬間が最高に気持ち良いはずなのに、夢精をしたときの罪悪感が同時に襲ってきた。
「ああっ、私も! 逝く!」
 美麗が一緒に逝ってくれたのが、唯一の救いだった。
 和夫のザーメンは美麗の淫芽に当たるように吹き出した。
 ねっとりとした白液が、淫芽を覆い隠す程大量に貼りついて、スキャンティに垂れた。美麗の肉溝からも蜜が滴り、スキャンティのクロッチには蜜とザーメンが大量に溜まった。
(ああっ、おちんちんを美麗さんのおまんこに入れたかったのに……。落第だよね。俺、最悪だ……)
 男優の様に、美麗を喘がせる自信はあった。それが願いでもあったのに、まったく叶わなかった。和夫は自分の不甲斐なさに落胆した。始めて味わう性での挫折感だった。
「ミレさん、俺、先に逝っちゃってごめんなさい」
 美麗は荒い息を吐きながら、後ろに貼り付いている和夫に顔を向けて囁いた。
「うふふ、駄目じゃない。ねぇ、私のパンティーを脱がせて私にくれる?」
「はい……」
 和夫は、美麗の太腿に引っ掛かっているスキャンティの両脇に指を掛けると、引き降ろした。美麗が右足を上げたので、クロッチのザーメンを足に付けないように慎重に抜き、逆の足も抜いた。
「それ頂戴」
「あっ、はい」
 美麗は和夫から受け取ったスキャンティのクロッチの部分に鼻を近づけると、舌を出して和夫の精液を舐めた。
「うふふ、濃いのがたっぷりと出てるわ」
「ごめんなさい」
 美麗は和夫の腰を引き寄せると、陰茎に手を添えた。少ししんなりとしていたが、軽く手を竿に滑らせていると直ぐに立ち上がってきた。
「うふふ、まだ元気ね。さあ、バックから入れて」
「え? 良いんですか?」
 和夫の顔はぱっと明るくなった。
 美麗はザーメンにまみれたスキャンティのクロッチ部分を咥えながら、木に手を付き、腰を突き出した。
 和夫はボディコンを尻まで捲ると、肉溝に肉棒を這わせた。
(どこにあるんだろう? 美麗さんの入口。想像ではこの辺りなんだけど)
 何度か往復させたが、それらしい場所が分からない。ビデオの男優は、いとも簡単に挿入しているので、亀頭を溝に擦らせれば分かると思っていた。美麗の肉溝は濡れそぼってぬらぬらとしているので、入口さえ見つけられれば入るはずだった。
 亀頭が肉溝を深く擦るだけでも、快感が肉棒を伝ってきた。切羽詰まった状況なら逝ってしまうかもしれないが、既に逝った陰茎には程よい刺激となり、鎌首は元気に上を向き始めた。
 丁寧に探そうと、少し強めに亀頭を押しつけてはずらした。するりと、鎌首が美麗の中に入る想像をしていた。
 かなり下の方で美麗の腰がクイッと動いた。そこを通り過ぎそうになると美麗が腰を戻した。
 それが美麗のサインだと確信した。
(きっとここなんだ!)
 ほんの少し窪んでいる場所に亀頭が当たるように微調整すると、ぐぐっと押し込んだ。美麗が避ける気配はなかった。更に強く腰を進めると、亀頭がぷるんっと入口を抜けた。
(やったぞ! 入った! こんな感じなんだ!)
 和夫は飛び上がりそうに興奮した。亀頭は肉筒に包まれ、奥に押し込むほど暖かく締められた。押し込みきったところで、腰は美麗の尻肉に埋まった。
 スキャンティと股間に押し込んでいた時の数十倍の快感が、肉棒に絡みついてきた。
(ああっ、素晴らしいよ! おちんちんがミレさんの身体に入ってるんだ! なんて暖かくて気持ち良いんだ!)
 美麗は顔を上に向けて、背筋を伸ばして喘ぎながら声を出した。「カズくん、入ったね!」
「はい! ミレさん、やりました!」
「うん、とっても、おっきいのが入ってるわ。さあ、動いてみて」
「わかりました!」
 和夫は一旦腰を引いた。亀頭のエラは開き、締め付ける美麗の肉筒を引っ掻くように後退した。それだけで素晴らしい快感が肉棒全体に巡り、腰が蕩けそうに感じた。
 鎌首が抜ける手前まで腰を引くと、今度は腰を押し込んで肉棒を美麗の胎内に突き込んだ。最初の時より抵抗無く奥まで入ったが、肉筒のヒダヒダが肉棒に絡みつく快感が、さっきより強くなったように感じた。
 ゆっくりと腰を前後させて肉棒を出し入れするだけで、激しい快感が腰を回り、和夫の陰嚢は一気に張った。
「ああっ、カズくんすごいわ! 気持ち良い!」
 美麗のハイトーンの喘ぎ声が心地良く耳に響き、和夫はセックスの興奮と快楽に飲み込まれた。
(美麗さんのおまんこ、なんて気持ち良いんだ! さっき逝ってなかったら、もう漏らしてるよ。凄いな! これがセックスなんだね! 二人が同時に最高に気持良くなれるんだ!)
 和夫は迫りくる射精感をやり過ごしながら、バックから挿入を続けた。美麗の尻肉に腰が埋まると、皮膚と皮膚がぺたりと貼り付いて、柔らかさと暖かさがリアルに伝わってきた。太腿の全面が美麗の太腿の裏に貼り付くように腰を使った。とめど無い快感が、下半身をぐるぐると巡った。
 両手をボディコンの裾から中に入れて、細い腰から締まった腹を通って乳房まで昇らせた。柔らかな乳房は手のひらに余るほどだった。思わず力を入れて捏ねたくなる気持ちを抑え、ゆっくりと揉んだ。腰を押し付けながら、ノーブラの乳房を捏ねた。
 両手をボディコンの裾に戻して、ボディコンを乳房まで捲り上げると、艷やかな背中に吸い付いた。背中の肌もしっとりと柔らかで、甘い香りが漂っていた。自由になった乳房は、暗闇の中で両手から溢れて、ユサユサと揺れた。乳房を受け止めると両乳首を親指と人差し指で摘まんで、腰を打ち付けた。
 美麗は首を上げ、黒髪を振り乱して喘いだ。
「ああっ、カズくん凄いわ! 気持ち良い!」
「ミレさん! 俺も! 凄いです! セックス、最高ですね!」
 和夫は上体を起こし、美麗の腰を掴むと、肉棒を下から突き込んだ。
 パンパンと夜の公園に淫らな音と喘ぎ声が響いた。
(凄いな! 昨晩のビデオみたいだよ! 今、セックスしちゃってるんだよね。こんな素敵な女性と!)
 和夫は昨晩のビデオ女優を美麗に重ねた。スタイルや雰囲気はそっくりだった。
(美麗さん、もしかしたら、俺が昨日ビデオでオナニーしながら、セックスさせてくれたら奴隷になるって言ったから出てきたのかな?)
 和夫は笑みを浮かべながら、美麗の美しく艶やかな尻肉を撫でると、その馬鹿げた想像を打ち消した。
 美麗の蜜壺がグイグイと締まった。蜜をたっぷりと纏った肉のヒダヒダが亀頭や竿の隅々に絡みついて、動く度に擦れあい、激しい快感を産み付けていた。
 美麗はクロッチにザーメンがたっぷりと付いたスキャンティを舐めながら腰を振っていた。
(美麗さんったら、俺の精子なんか舐めて! ああっ、やばいよ。淫らすぎる!)
 和夫は肉棒が美麗の中で一段と膨れ上がった気がした。陰嚢は完全に股間に貼り付き、射精感が膨れ上がってきた。
(ああっ、やべぇ、また逝きそうだ!)
「ミレさん、また、また逝きそうです!」
「良いわよ! たくさん出して! でもお願い! 先に私が逝くから、口に! 口に出して! ああっ、逝く!」
 美麗はさっきより激しく身体を震わせた。背中を反らして周囲に聞こえそうな咆哮を上げて身体を硬直させた。
 美麗は腰を引いて和夫の肉棒を抜くと、和夫の股間の前に膝立ちで立った。肉棒に顔を突き出し、震えた手で肉棒を握った。
 和夫はギリギリまで射精を我慢したが、限界だった。
「駄目だ、逝きます! ああっ、出る!」
 和夫の肉棒はギュンッと膨らみ、先端から濃いザーメンが勢い良く飛び出して、美麗の前髪、睫毛、鼻に飛び散った。二発目が出る前に美麗は亀頭を口に入れたので、その後のザーメンは美麗の口内に発射された。
 和夫は美女の顔面に発射し、軽い罪悪感と激しい興奮を感じていた。
 肉棒の脈動が終ると、美麗は亀頭を口から出し、上を向いて口内のザーメンを飲み込んだ。それから少し柔らかくなった肉棒をしごくようにして、肉棒の中に残っていたザーメンを吸った。目や鼻に付いたザーメンは指で救うと、名残り惜しむように指を甜めた。
「カズくん、良かったわよ。カズくんの濃くて美味しい!」
 和夫は、肉棒に吸い付く美女の黒髪をそっと撫でた。
「ミレさん、俺まだ出来ます! もっとセックスしたいです!」
 美麗は、また少し硬くなり始めた肉棒を舐めながら和夫を見た。
「うふふ、自信がついたのね。カズくん、もう童貞じゃないしね。でも、続きは帰ってベットでしましょう」
「はい!」
(やった! これで女性のおまんこが見られるぞ!)
 和夫は美麗を抱き起こすと、胸まで捲れ上がっていたボディコンを引き降ろして、美麗の柔らかな身体を抱きしめた。
「ミレさん、ありがとう!」
「うふふ、カズくん合格よ。私の可愛い下僕の誕生ね」
 美麗の唇が、和夫の唇を優しく覆った。

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