バス11  美術部の美少女(1)

バス11  美術部の美少女(1)

石井信夫はムラムラとした夜に何度か井上美咲にラインを送ったが、その度に忙しいと断られた。葉月由紀も同時期からやはり会うことは出来なかった。
バスではそれなりに楽しいこともあったので、二人の事は忘れがちだった。
年を越した月の土曜日の朝にスマホが鳴った。意識は目覚めていたが、寒くて起きるきにはならない。スマホを見ると美咲からだった。緑の通話マークをなぞった。
「ほーい」
「お久しぶりです。美咲です」
美咲は純蘭女子学園の新米英語教師だ。新米とは言え既に一年が立とうとしている。
「ああっ、相変わらす忙しいの? 元気にしてる?」
声が出し辛いので、布団で起き上がった。
「はい。実はちょっとお願いがありまして……。今日の午後なんですけど、空いてたらバイトしませんか?」
「バイト? 空いてるけど出来るかな?」
「大丈夫です。立ってるか座ってるかで良いので。では13時頃に車で迎えにいきますね。」
「車? あっ、うん、分かった」
詳細を聞く間もなくスマホは切れた。
(彼女がそう言ってるんだから、平気だよな。それに久し振りに楽しいことが出来るかもしれないし……)
起き上がって、冷蔵庫を覗いて豆乳とヨーグルトを出した。
時間丁度にノックがあり、濃紺のスーツに身を包んだ美咲が立っていた。暖冬で天気は良く、日射しがまぶしい。美咲について通りに出ると、赤のキューブ型の真新しい乗用車が陽に輝いていた。
「乗って」
美咲は声を掛けて乗り込んだ。信夫も前のドアを開けた。新車の皮の匂いに、美咲の甘いコロンの香りが混じっていた。信夫は久し振りに嗅ぐ大人の女性の香りを楽しみながら深呼吸した。出来るだけシンプルな質問を考えた。
「それで、何処で何するの?」
「学校よ。美術部のモデルをやってほしいの。何時ものモデルがインフルで、代役よ」
「脱ぐの?」
「高校でヌードはないわ。立つか座るかするだけ」
信夫は久し振りに会う美咲を横目で観察した。健康そうで以前より数段大人の色気を感じる。濃紺のスーツのスカートから出ている黒いストッキングの太股はむっちりして、白いシルクのシャツから、大きな胸元がせり出している。
欲求不満に思われても嫌だと思ったが、交通量の少ない田舎道の信号待ちは退屈だ。信夫は右手を美咲のスカートに置いた。高級そうなスーツのスカートは手触りがよく、美咲の太股の柔らかさと張りが手に伝わってくる。手を這わせるとストッキングの上をさらさらと滑った。指先に力を入れながら、スカートの裾を捲って、太股の内側を撫で上げる。
信号は青になり、美咲は黙ったまま運転しているが、指先が美咲の陰部を覆った股間の頂点に触れると、体がピクッと震えた。
(感度は相変わらず良好のようだ。しかし、この車やスーツは新任教師の給与には似合わない。パトロンでも見つけたのか?)
信夫は美咲の股間で指先を震わせながら、その美貌に見入った。美咲の方に向き直り、股間の手を左手に換えると、右手でスーツの襟元から覗く白いシルクのシャツの膨らみに手を這わせた。上質な手触りで、乳房の柔らかさがそのまま伝わってくる。ぐっと掴むと、ほとんどの生乳の感触だ。ブラはハーフカップで、ブラを少し下げるだけで、乳首はカップからはみ出した。柔らかさを楽しみながら、乳首を指先でつついているとすぐに固く張り出してきた。
スーツの襟元を開くと、白いシャツから乳房が盛り上がり、固く尖った乳首が透けていた。一見ピシッとしたスーツの美人教師のその淫らな姿のギャップに信夫の股間は激しく脈打ち始めた。美咲のパトロンの存在は疑う余地は無い。美咲の上品な美しさに信夫は軽い嫉妬を覚えた。
スカートを捲って股間の手を奥に進める。黒いストッキングは太股の上部で終わり、純白な太股が現れた。ストッキングは黒いガーターベルトで吊られていた。

美咲は信夫に身体をまさぐられながら、淫らな姿でハンドルを切った。見通しの良い緩いカーブが田園の真ん中に続き、その先に学校のある丘が見えた。
「あんっ、もう、駄目よ!」
信夫の指先が美咲のパンティの溝を縦になぞると、美咲は声を上げてブレーキを踏んだ。そのモーメントで指先がぐいっと奥に食い込んだ。既に股間は美咲の果汁で潤みだし、パンティの布はぬるりと捲れた。露になった肉の羽に信夫の指が絡み付いて擦りたてた。
「はあん、いやん、駄目だったら!」
美咲は車を動かすと、左の古びた公園の駐車場に入れた。十台で一杯程のスペースは全部空いていた。一番奥の木の手前に止めた。
「もう! 溜まってるの?」
「うん、久し振りだからね」
既に信夫はズボンのジッパーを降ろして、自ら手を動かしていた。間から大きな肉棒がそそり立ち、亀頭は窓から射し込む光でテラテラと輝いていた。
(ああっ、相変わらずすごいかも)
車のシフトレバーはハンドル横に付いていて、真ん中はスッキリしている。美咲は信夫の方に身体を倒すと、肉棒に顔を近付けて、頬を擦り付けた。頭を信夫の下腹に寝かせると、舌を出して亀頭に這わせた。
信夫はシートを倒すと股間を突き出して、美咲の髪を優しく撫でながら、腰下に湧き上がる快感をたのしんだ。
空いた手で美咲の柔らかな身体を触りまくった。服の上からでも、暖かく柔らかな女の身体のさわり心地は素晴らしい。
美咲の姿勢が辛そうなので、シートを引いて前を空けると、美咲は信夫の足元に移動して、肉棒を頬張ってぐちゅぐちゅと淫靡な音をたてて吸った。吸いながらも舌先を裏筋に這わせてくれた。
手を頭の後ろで組んで、車の窓から見えるのどかな木々の緑を楽しみながら、自分の肉棒に吸い付いている美女を眺めた。美咲の口内は暖かく、舌の動きは更に信夫の陰茎を気持ち良くさせた。ピヨピヨと鳥の鳴き声に混じって、じゅるじゅる、ぴちゃぴちゃと陰茎をしゃぶられる音はとても心地良い。
「うおぉ、すごいっ、それやばい、良い!」
美咲は張りと力強さを舌と口で感じて、早くも下の穴から愛液が漏れるのを感じた。
これを突き込んで欲しいと思った。だが、予定の時間に余り遅れてもまずい。それでも股間の奥が、堅く張りのある皮膚で膣壁を擦りたてて膣内を掻き回して欲しいと、じんじんと疼いている。その葛藤が激しく信夫の肉棒を吸い上げた。
信夫の手がシャツの上から乳房を這う。ぐいっと掴まれる度に背筋に快感が沸き上がり、なんとも言えない身体の渇きを感じた。尖った乳首に指先が触れるだけで快感の電気が走った。
「なぁ、もう濡れてるんだろ? ちょっとだけセックスしようよ」
美咲は確かめなくても、股間は十分潤っているのを感じた。
「したいけど、時間が無いのよ。ちょっとじゃ済まないでしょ」
「大丈夫、久し振りに美咲のおまんこの味を見たいだけだから。すぐだよすぐ」
(私がちょっとじゃ済まないのよ! まったく分かってないんだから)
「なぁ、お願いだよぉ。入れされてくれないと行かない!」
美咲は呆れた顔で見ながらも、信夫の股間に這い上がった。前屈みで両膝を前に折って股間に跨がった。
信夫はベルトを外してズボンを膝まで下げた。むんっと男の汗と精の匂いが周囲に充満した。
肉棒は股間から天を仰いで突き出て神々しく光っていた。
美咲は信夫の肉棒を凝視しながら、スカートを腰までまくり上げた。ガーターベルトに包まれた白く滑らかな肢体が露になった。黒いシルクのティーバックが肌の白さを強調させた。ティーバックの股間の部分を自分でずらすと、サーモンピンクの肉ビラが亀裂からはみ出して、ヌメヌメと光っていた。大きく膨らんだ肉棒の先端に、陰毛と亀裂の最上部を擦り付けた。尖った部分の皮が捲れて、厚い亀頭の皮が擦れた。美咲は突き抜ける快感に身体を堅くしてブルッと震えた。
信夫は頭の後ろで手を組むと、明るい車内で美しい女性が肢体を晒して、自分の股間に股がる情景を楽しんでいた。公園の奥に広がる林の濃い緑を背景にして、美女が淫らなセックスをしようとしている。
「ううっ、ああん、太い」
先端をぬるぬるの淫口に当てると、腰を降ろしてきた。大きな膨らみがぷるんっと肉穴に消え、大きく広がった亀裂に太い竿が飲み込まれて行った。
信夫の陰茎は暖かな海に浸されて、揺るやかな快感が下半身をはい回った。
美咲は久し振りに膣内を太く堅い肉で満たされて、その肉が膣内を圧する快感に酔い始めていた。信夫の指先や陰茎で刻み込まれた快感を求めて、身体の奥に潜む淫らな虫たちが目覚めて美咲を支配し始めた。ぐちゅっと根元まで肉棒を埋め込んで股間同士を密着させて座り込んだ。ピクピクと陰茎が震えると、じんじんとした快感が身体中に広がる。美咲はとろんとした目で舌舐めずりをしながら、身体中に染み渡る快感をゆったり味わった。
信夫は陰茎を美咲の胎内に埋めて、腰に感じる美咲の暖かく柔らかな尻や、太股のストッキングの感触を楽しんだ。車の天井すれすれで頭を垂れて、セミロングの美しい黒髪を額にほつらせている。エアコンの温度を下げても、陽が射し込むので車内は暑くなり、額には汗の玉が出来ていた。左手で髪を避けて、右手で肩を押してあどけなく美しい顔を引き寄せた。とろんとした目が閉じると、赤いリップに気を付けながら舌を差し込んだ。美咲の舌が迎えにきた。先同士を合わせると、お互いに舌肉を舐め合うように絡めた。甘い果実を口に含むような幸せな感覚が陰茎を震わせた。
唾液を交換しながら上着を脱がせると、陽に輝く白いシャツから見事に盛り上がった美しい胸のラインがあらわれた。ラインを崩さないように、そっと乳房に手のひらを当てて、ぷるぷると震わせて量感を確かめてから、指先をめり込ませて強く揉んだ。作り物では無い自然の張りが指先を押し返すように弾む。その素晴らしさにため息が漏れた。
美咲は焦れて、腰を前後に動かし始めた。膣内の肉棒がズルズルと肉壁を擦りたてると、快感の虫は飛び散るように舞った。
「ああんっ、すごいっ、もうやばいかも……。あん、お願い。動いて。これで突いて」
「気持ち良いな。美咲のおまんこはやっぱり女子高生のより断然気持ちいいぞ」
信夫は美咲の放漫な尻を掴むと、腰をぐいっとせり上げた。
「もう、変な比較しないでよ。はああん、いやん、いいっ! すごい、断然堅くて気持ち良い!」
(まったく行け好かない成金パトロンと比べやがって! まぁ、これの方が良いって言うとこは可愛いぞ。はぁ、すごい、暖かくて良く締まって、なのに潤い過ぎだろ!)
ぬめぬめとした美咲の果汁が溢れて擦れ合う部分をまんべんなく覆い、肉と肉はお互いに快感を貪り合うように密着して擦れ合った。果汁は肉棒の出入りで溢れだして、信夫の陰毛まで濡らした。
水蜜桃のような尻肉を揉みしだきながら、陰茎を肉穴に突き上げる。それだけなのに、信夫の脳内には大量の快感物質があふれて、徐々に腰の動きは激しくなっていった。陰茎は快感でビクビクと震え、その震えで膣肉は刺激されて肉棒を締め付けた。
急速に射精感が沸き上がって来た。それだけ膣内の収縮が早まっているのだろう。美咲の息は荒くなり、小刻みに震えるように腰を回している。
「はあ!逝くっ! ああん、気持ち良い!」
美咲の背筋がビーンと張り、胸を反らして仰け反った。がくがくとした腰の動きで肉棒が外れないように突き上げる。締め付けの快感の素晴らしさで信夫も果てそうだったが、寸前で止めた。
美咲は逝き終わると、信夫に持たれて肩で息をしていた。
逝ったばかりの女性を優しく抱き締めるのは幸せだった。射精感はまだ高まっていて、美女を抱いているだけで腰が蠢いてしまう。
「ねぇ、お願い。また後でしよっ。もう時間が無いの」
信夫は頷くと、後ろの座席の真ん中にあったティッシュを引き抜き濡れそぼった美咲の肉びらを拭いた。

美咲は車を走らせ、緩い坂を登った。
広々とした運動場の先に白い校舎が二棟並んでいる。車を校門から入った右手の駐車場に止めると、二人は二棟を結んだ低い建物の玄関から入った。
いかにも学校らしい少し古びた感じだ。下駄箱が並んでいる奥で、スリッパに履き替えて中に入った。
二棟の間は広い洋風の庭で、緑の絨毯の上に、赤や白の花がちらほらと咲いていた。白いデッキチェアーが点在していて、座って数人で談笑している紺色のセーラー服の少女は陽を浴びて楽しそうだ。この薄暗い古びた通路とは別世界だった。
左手の建物に進んで、二階の端が美術室だった。美咲がドアを開けると、油絵の具の香りがした。

(KDP Select サンプルとして公開)

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