バス21 美しき貢物(1-1)

バス21 美しき貢物(1-1)

 松木悠は、視聴覚室で薄紫彩音に淫行され、立花に強引に同意させられて犯された。
 彩音は衣服を整えながら、立花に囁いた。
「いい娘が手に入ったわね」
「そうだな。でもまず、今彼女に付いている男を引き離さないとな」
「そうね」
 立花はしばらくして考えた後、悠に囁いた。
「松木、明日からは朝のバスを一台遅くするようにな」
 悠はぼんやりとしながら、その意図が分からずに聞き返した。
「え? 何故?」
「先生がその方がありがたいからだ。いろいろな」
「そうよ、松木さん、よろしく」
 転入生で友人も少ない悠は、先生達には逆らえなかった。翌朝から、石井信夫が乗るバスより一台後のバスで登校した。
 立花や彩音は、毎朝一緒では無かったが、二日空けることは無かった。
 バスを変えたことを、信夫には伝えなかった。先生達との関係を話すことには抵抗があり、本田紗栄子のコンサートの翌朝、信夫を紗栄子のSUVで見た気がしたことが引っかかっていた。
(信夫さんに聞けば良いのに。おじさんなら、きっと本当の事をあっさり言うよね……)
 紗栄子と信夫が一緒の車に乗っていても不思議では無かった。だが、楽しい休日を一緒に過ごした信夫が、姉や母の様に慕っている紗栄子と、朝まで一緒に居たことを認めたくは無い気持ちが強かった。
 もやもやとした気持ちを抱えてはいたが、立花や彩音は、隙あらば悠に淫らな行為を仕掛けて来るので、それなりに気は紛れた。
 悠は、窓際の一番後ろの席で、窓に広がる雑木林を眺めていると、いつの間にか、立花の数学の授業が始まっていた。
「これから、小テストを始める。教科書は見ても良いから、自分で考えるように」
 前から順番にプリントが回され、悠の前の生徒が振り返って悠に渡した。内容はそれほど難しく無かったので、半ばまで順調に進めて、ふうっと息を吐いた。
 立花に目を向けると、教壇の前でしばらく生徒を見ていたが、ぐるりと教室内を一周してから、悠の真後ろに立った。背中から男性のコロンがほんのりと香った。
 立花の事は気になったが、テストに集中しようと頭を振った。
 それからすぐ、悠の背中に暖かな物が押し付けられるのを感じた。
(立花先生ったら! こんな時に、何を考えているの?)
 背中の物はゆっくりと回され、大きくなってきた。立花の息を耳のすぐ後ろに感じた。髪の毛が持たれて立花の鼻先に付けられた。
(ああん、もう! えーと、サイン九十度はいくつだっけ?)
 集中しようとしていると、立花の腰が引かれた。ほっとしたのも一瞬で、脇の下に硬い物が押し込まれてきた。
(ええー? もう、この変態教師ったら、こんなとこで何するのよ!)
 それでも悠は、脇を緩めた。硬い物は奥まで押し込まれて、腰が右半身に押し付けられた。右脇に目をやると、艶々と輝く鎌首が顔を出していた。
(はっ、まさか! 教室内で出しちゃうなんて! やばい、私もおかしくなって来そう)
 条件反射の様に、悠の口内に唾液が湧いた。脇の下に顔を出した鎌首から目は離せず、身体の奥から淫らな感情が湧くのを感じた。
 立花が腰をゆっくりと引いては、押し込んで来るのに合わせて、悠は脇の力を緩めたり締めたりした。
 セーラー服の白い布がカサカサと音を立て、その少し硬めの布に立花の肉棒は擦られ、先端の鈴口に透明な雫を浮かせた。その雫はどんどん大きくなって、たらりと悠のセーラー服の脇に糸を引いた。まったりとした男の精の香りが徐々に強くなってきた。
(先生ったら! もう! 露出狂なの?)
 生徒の反応が気になり、周囲を見回した。時折、振り返る生徒は居たが、皆何も見なかったように、プリントに目を落とした。
(えっ? 見て見ぬふり? 気が付かないわけ無いよね?)
 立花の息が耳に掛かり、手がセーラー服の胸の膨らみに乗せられた。
(あん、来た! だめよ! それ以上は!)
 手がカサカサと音を立てて乳房の上を這った。甘味な快感が乳房の周りを覆った。悠の息は荒くなり、口の中に溜まった唾液を飲み込んだ。
(だめなのに。ああっ、気持ち良くなって来ちゃった)
 大胆な行為を平然と行なう立花に対し、悠は抵抗のしようが無かった。
 立花の両手はセーラー服の上からぐっと乳房を握りしめた。髪に顔を埋められて、耳を舐められた。くすぐったくて身を捩ろうとしたが、後ろから抱き付かれて身動き出来なかった。
 脇に挿し込まれた陰茎が抜かれると、両手でセーラー服が一気に捲られた。
「あっ!」
 びっくりして小さな声が漏れたが、反応する生徒は居なかった。
 荒々しくブラジャーを引き上げられ、両乳房を鷲掴みにされてグイグイと揉まれた。
(あんっ、そんなに激しくされたら痛いよぉ)
 最初は少し痛みを感じたが、直ぐに快感に変わった。乳首を捏ねられると、ジンジンとした快感が胸から全身に回り、目の前の生徒達がぼやけてきた。皆はテストに集中しているのに、自分だけは乳房を露出して、先生に揉まれていることが夢の中の事の様だった。
(私ったら、こんなんで感じちゃうなんて、先生以上に変態なのかも……。ああっ、テストが。でも、先生がするんだもん、仕方ないよね)
 立花の中指と薬指の間で乳首が挿まれて潰されると、身体中の力が抜けた。悠の意識は性の快感に飲み込まれていった。

 立花は、プリントを配る前から、悠への淫行のイメージを膨らませていた。悠の後ろに移動すると、その後ろ姿を見つめて唾を飲み込んだ。
 窓の外からは暖かな陽射しが入り、白いセーラー服の肩に流れていた黑髪を茶色に輝かせた。制服の美少女が、椅子に腰掛けてテストに集中している姿は、無防備で清楚な天使のようだった。 
 室内にはカリカリという鉛筆の音と、咳払いと、椅子が軋む音だけが響いた。
 悠が背筋を伸ばし、伸びをしたとき、半袖から伸びた白い二の腕がまぶしく見えた。
 そっと近寄ると、髪の爽やかな香りが、鼻にふっと漂った。悪戯をしたい衝動は抑えられなくなった。その柔らかでフレッシュな肉体を想像するだけで、股間がムズムズとしてきた。椅子に触れ合う程に近寄ると、膨らみ始めた股間を、少女の肩甲骨に押し付けた。
 悠の鉛筆を持つ手が止まった。
 様子を見ていると、また手は動き始めた。股間をゆっくりと回すように、セーラー服の背中に擦り付けた。スラックス越しに背中に押し付けているだけなのに、柔らかくて暖かな幸福な快感が流れ込んできた。
 前かがみになって、悠の髪を一束取ると鼻にこすりつけて香りを嗅いだ。爽やかなシャンプーの香りにうっとりとした。
(はあ、なんていい香りなんだ!)
 少し前かがみになって、鉛筆を走らせる少女の胸元から、ブラジャーに包まれた大きな膨らみと谷間を覗いた。白いブラジャーに包まれた白い乳房が大きな谷間を作っていた。薄っすらと、美少女の肌の甘い香りが立ち昇ってきた。
(乳房が丸見えだぞ! ふふふ、隙間から見える乳房はまた一層美しい! ううむ、揉みたくなってきたぞ)
 立花の肉棒はパンツの中で膨れあがり、軽い痛みを感じた。
 スラックスのジッパーを降ろし、パンツのボタンを外して陰茎を外に出すと、陰茎は棒風船が空気を入れられるように、むくむくと膨れた。
 立花の目前にはショートヘアやロングヘアの制服の美少女達が並んでいた。美少女達の甘い香りが、教室内でスラックスの前からむき出しになった陰茎を、ピンっと前に向けて勃たせた。
(ふぅ、たまらんな。根本がジンジンしてきた。さて、これを何処に押し付けてやろうか)
 立花は、肉棒の先端を、悠のセーラー服の右の脇の下に押し付けた。一瞬引っ掛かったが、悠が脇を開けたので、肉棒は脇の下にもぐり込み、先端は悠の脇の前から顔を出した。
 肉棒がセーラー服に擦れる快感に腰が蕩けた。
(はぁ、たまらん。なんて従順でいい娘なんだ! 力の入れ方がちゃんと分かってるな)
 立花は、悠が従順なのを確認すると、両手を前に回して、胸の膨らみに手を当てて包んだ。更に、押しつぶす様に掴んで、顔を悠の髪に埋めた。
(ふぅ、なんて弾力なんだ! それにこの甘い香りがたまらん!)
 さらさらとした髪を鼻で掻き分けて潜り込ませた。柔らかな耳に触れた鼻先を、プリプリとした耳に擦り付けた。美少女の甘い香りを吸い込む程に、身体の奥の凶暴な男の本能が滲み出した。
 セーラー服の両側の裾を掴むと、一気に乳房の上まで引き上げた。
「あっ!」
 悠から小さな驚きの声が漏れたが、気にはしなかった。
 立花は両手を降ろしてブラジャーのカップに添えると、乳房の上に引き上げた。
 美少女の白く艶々と輝く乳房が、教室内で剥き出しになって揺れた。
 目一杯開いた両手で、女子高生の大きな生乳房を握りしめた。もちもちとして暖かく、若々しい弾力が手の中に拡がった。
 教室内を見回したが、振り返る生徒は一人も居なかった。
 下から指先で乳首を転がした。グリーンピース程の乳首はすぐに硬く張り詰めて、ツンっと前を向いた。一センチ半径の乳輪はサーモンピンクで、ほんの数ミリ浮き上がっていた。
 乳首をいじられると、美少女の顔は淫靡に歪み、唾液を嚥下する回数が増えた。
(ふぅ、だめだ、抜きたくなってきたぞ。さあ、口で奉仕してもらおうか!)
 立花は悠の横に回ると、剥き出しの陰茎を口元に突き出した。
 一瞬怯んだ美少女の頭を掴み、ぐいっと頬に釜首を押し当てると、顔を更に引き寄せた。勃起した陰茎の裏側が、柔らかな少女の頬にペタリと貼り付いた。肉棒に拡がる美しい顔の甘味な感触と、少女を制服したような高揚感が、陰嚢に強い快感を与えた。ひくひくと陰嚢が蠕き、鈴口に汁が浮かんた。その汁を鼻の穴に擦り付けた。
(どうだ、いい香りだろう?)
 悠の鼻はひくひくと蠢いて、その香りを激しく吸った。それは明らかにその香りを求めている吸い方だった。
(ザーメンも好きなようだな。この美少女はこの若さで、一体どんな経験をしてるんだ?!)
 陰囊を悠の口に押し付けると、口は開き、舌が陰囊に触れた。
(おおっ、やっと舐める気になったか)
 再び肉棒の先端を口元に持っていくと、少女の口は大きく開き、先端はすっぽりと口内に含まれた。
 舌が鎌首の顎を舐める快感に、立花は仰け反った。
(くふぅ、なんて気持ち良いんだ! ヤバいぞ、声が出そうだ)
 立花は前かがみになると、悠の紺のプリーツスカートに右手を伸ばした。デルタ地帯が見えるように裾を引き上げた。真っ白な内腿と黒のティーバックのカーブがなんともエロティックで美しかった。
(このパンチラもたまらんな。柔らかそうな太腿の間の、イヤらしい肉ひだを覆う布が、何とも美しくて妖しくて良いんだよなぁ)
 左手でスカートを押さえたまま、右手をクロッチに伸ばした。その綿の生地を縦に一撫ですると、じっとりとクロッチは湿って、ぬらっと滑った。悠の身体がビクンっと震えるように反応した。
(なんだ、たっぷりと濡れてるじゃないか! こんなシチュエーションで濡れるなんて、まったくエロい女子高生だなぁ)
 クロッチの下に指を滑り込ませた。プリプリとした肉ビラの間はどっぷりと濡れていた。左手で乳房を揉みながら、右手で肉ビラを下から引っ掻くようにした。肉棒を吸っていた美少女は、肉ビラを優しく掻く度に、震えながら身体を捩った。
(ここまで従順だとは。本当に驚きだ。一体どんな調教を受けたんだ?)
 指先をクリトリスに当ててひくひくと蠢かせた。
 悠の手がその手を抑えて、可愛らしい顔を涙目で横に振った。
(なんだ、逝くのが怖いのか? 馬鹿だな。しっかりと肉棒を咥えていれば声も出まい!)
 立花は薄ら笑いを浮かべ、その手を左手で引離すと、再び中指と人差し指で、肉ビラの間の蜜をクリトリスに塗って擦り立てた。

 悠は、立花のクリトリスの愛撫で、数十秒も掛からずに絶頂に達した。身体の奥で何かが弾けて、快感が脳天を突き抜けた。教室内だということが、かろうじて声を抑え込んだ。快感の津波は幾重にも身体を襲い、喉奥に押し込まれた肉棒を喉で圧した。苦しさは感じられず、全ては快感に変わっていた。
 立花は悠が絶頂に達している間、肉棒を喉奥に突き込んで頭を押さえた。
 漏れそうだった声は抑え込まれて、激しい息となって漏れた。
 エビが跳ねるように身体を震わせる悠を見ながら、立花は満足していた。
(最高の逝きっぷりじゃないか!)
 悠の股間からドピュっと溢れ出した蜜は、ティーバックのクロッチでは吸いきれず、スカートを黒く濡らした。
 逝かせたことに満足した立花は、悠の頭を押さえ、肉棒を前後に出し入れした。
 悠は吸い込みながら、肉棒に舌を這わせた。
 ぐちゅぐちゅとした音がすぐ近くの生徒には聞こえているはずだが、誰一人として振り向かなかった。
 立花は腰を巡る快感が、最高に強くなるのを感じた。陰囊は肉棒に貼り付いて、射精の準備をした。
 悠の蜜で濡れた手で乳房を揉みながら、悠の舌の感触に身を委ねた。
「うっ!」
 立花が小さな声を上げると、悠の口中の肉棒はぐわっと膨らんで、精液が口内に噴出された。
 立花は、凄まじい快感と共に精液が肉棒を通り抜け、美少女の口内に噴出する感覚を愉しんだ。悠の口内に射精しながら、目の前に居るすべての女子高生の髪に精液をぶち撒けているような気がした。
 最後の一滴を押し出すまで、腰を押し出し、陰茎を悠の口内から抜かなかった。
 ようやく肉棒を抜かれた悠の口内は、立花の精液が溢れていた。口から出すことは出来ないので、一気に飲み込んだ。まったりとした栗の花の香りが、鼻腔や口の中を回った。舌で口内に残った精液を集めて、唾液と混ぜて嚥下すると、その香りが強く鼻を抜けた。
 立花の陰茎はまだ悠の前に出されていた。
 鈴口に垂れた白液を舐め取ると、立花はようやく肉棒をスラックスに締まった。
 立花は時計を見ると、生徒に向かって声を張った。
「はい、あと三分ね!」
 悠はブラジャーを乳房に戻して、セーラー服の裾を降ろした。
 回答のプリントは半分も埋まっていなかったが、今さらどうしようも無かった。
「はい! それまで。後ろから回して」
 立花は悠を見下ろした。
「なんだ、松木、半分しか出来てないじゃないか。放課後追試だな。ここに残るようにな」
 悠は何も言い返せずに頷くと、前の生徒に自分のプリントを渡した。

コメントは受け付けていません。