秘密の旅行
10分前にラインが入った。
もう間に合わないだろうと、一時間後の指定券を買っていると電話が鳴った。
今どこ?
み○りの窓口のとこ。
振り返ると携帯を耳に当てた彼女がいた。
発車まで後1分。
よし、行こう!
改札を通り抜けて、二人でエスカレーターを掛け上がる。
発車のベルが鳴っている。
ドアに滑り込むと、二人を待っていてくれたかのようにドアは閉まった。
二人掛の自由席でビールのプルタブを開けて乾杯。
サラダをつまみにプチ宴会だ。
窓の外は雨が流れ、時おり薄暗いホームの灯りが通り過ぎた。
ビールを飲みながら、窓を走る灯りと彼女の美しい横顔を眺める。白の綿シャツに盛り上がった胸がまぶしい。
触れあった指先を絡めあうと、彼女の肩がゆっくり傾いた。
指先に力を入れて、彼女に顔を向けると、ショートカットの髪をかきあげて、上目遣いで僕を見つめた。
髪に顔を埋めて、彼女の香りを吸い込むと、唇を合わせた。
舌を射し込んで、彼女の舌に絡ませて、甘い唾液を啜った。
体の奥が熱くなり、下半身が充血してくるのが分かる。
じんじんと血液が流れ込み、下着を押し上げて膨らむ。
唇を舐めて、また、舌を絡み合わせる。
僕はビールを口に含むと、彼女の口に吸わせた。
そして、彼女の唾液がまじった液体をまた吸いとった。
ズボンは大きく張り出してきた。
半身を彼女に向けて、柔らかな太ももに手を這わせた。
暖かくむっちりとした手触りで、体の奥からどろどろしたものが沸き上がる。
下半身に熱い刺激が訪れた。柔らく暖かいものが、ぺニスの奥に溜まったものを吐き出させようとする。
むず痒さを越えた、ぐぐっと吸い出されるような快感に吐息が漏れる。
彼女が鼻をズボンの膨らみに擦りつけていた。
髪を掻き分けると、いだずらっぽい目を向けて、ズボンの出っ張りの匂いを嗅いでいた。
僕は彼女の乳房をシャツの上からまさぐり、手のひらで掴むとゆっくりと揉みしだいた。
彼女の手がズボンのジッパーを引き下ろし、パンツのボタンを外すと、大きく赤黒く膨らんだ肉棒の頭を出させた。
彼女はクンクンと匂いをかぎながら、鼻先で肉棒をはい回る。
狂おしい快感が僕の下半身を襲った。
僕ははあはあと息を荒げて、狂おしい快感に酔った。
僕も彼女のズボンのジッパーを引き下ろすと、指先をパンティーに這わせた。レースのパンティーはすぐにじっとりと湿り始めた。
彼女は舌先で唾液を僕のぺニスに塗りたくり始めた。暖かな舌先が通り過ぎた後、ひんやりとしたが、すぐに肉棒が発する熱に負けた。
どす黒い肉棒が、彼女の唾液でテラテラと光って綺麗だ。
僕は指先をパンティーの隙間から奥に入れた。
ねっとりとした陰毛が指先に絡んでくる。ぐちょぐちょと指先に絡めると、抜いて匂いを嗅いだ。
愛液と汗の混じったいやらしい匂いに、何故か体の奥が熱くなった。決して爽やかではない匂いだが、体が引き付けられて何度でも嗅ぎたくなった。
指先を戻して、暖かな泉を見つけると、奥に進めて小刻みに震わせた。
彼女は肉棒をすっぽりとくわえると、喉の奥まで入れながら舌先で膨らんだ辺りを舐めまくる。
あまりの快感に身体中が小刻みに震える。
怪しい音に気がついたのか、斜め前の女性が時おり振り返って、チラ見をしてきた。
両足をピンと広げて、肉棒をつき出す。
じゅるじゅると彼女の頭が上下する度に、快感で喘ぎ声が漏れた。
彼女の体が震えると、指先がぎゅっと締め付けられた。
ピクピクと痙攣した後、ぺニスに顔を埋めて、ぐったりとなった。
僕はテラテラと光ってまだ大きな一物をパンツの中に押し込むと、彼女のズボンのジッパーを引き上げた。