出張先で
タクシーの後部座席で、彼女の肩に手を回し、そっと引き寄せる。
華奢な肩がゆっくりと傾いてくる。
暗闇の中で唇がお互いを求めるように引き合う。柔らかい唇に触れる。柔らかい唇を挟み込むようにして求めあう。
舌を差し込むと、彼女の唇も開いて舌を迎えに来てくれた。くちゅくちゅと柔らかい舌を絡み合わせているうちに、お互い向き合って、抱き合っていた。
甘い快感に肉棒は大きく膨れ上がり、彼女の腰のあたりに当たると、その刺激で思わすうっと声が漏れる。
片手は彼女のお尻まで降りて、柔らかくてあたたかく、丸みを帯びたスカートの生地を撫でまわした。すぐに、柔らかい肉の手触りに虜になってしまった。
タクシーの運転手に、「この辺ですか?」っと声を掛けられて一瞬の中断。彼女が上ずった声で、自宅までの道のりを伝えた。
その間にもお尻に回した手をゆっくりと回す。なんとも素晴らしい手触り……。
彼女はたまに行く出張先の店の女性で、タクシー内でのキスは半年ぶりの二度目だ。
数分後、料金を支払うと自分も降りてしまった。
午前2時過ぎの真っ暗な住宅街の路上でそのまま抱き合い、舌を絡み合わせる。
ギンギンに張った肉棒を彼女の腰に押し付けて、両手で尻肉を揉みしだく。
「はあん、はぁ。はぁ」
しんとした路上に二人の荒い息遣いと、思わず漏れるうめき声が響く。
大きく張り出したズボンの膨らみを彼女の股間に当てて、ぐっと腰を突き上げる。
「ああん」
大きく響いた声にお互いはっとして、くくっと笑い合った。
玄関まで数歩。まだ躊躇はあるようだ。
「ごめん、火が付いちゃった」っと肉棒を彼女の腰に押し付ける。彼女はバックから鍵を出して、ドアを開けた。
靴を脱いで、玄関を上がると彼女を壁に押し当てて、舌を絡み合わせる。
苦しいほど突っ張ったズボンのベルトを外して降ろし、彼女のスカートをまくりあげると、パンツのまま彼女のパンストの股間にこすり付けた。あまりの快感に体中が震える。
「ううっ、ああん」
甘い声が真っ暗な廊下に響く。
ブラウスの前ボタンをはずして、ブラからはみ出る柔らかい白い肉球に舌を合わせる。甘い匂いに気がふれそうになる。ついさっきまでは、一定の距離を置いていた美しい女性が、この腕の中で悶えている。
パンストを膝まで下げて、自分のパンツを太ももまでおろすと、ビンっと飛び出た肉棒を、彼女のパンティーの股間に当てた。先はパンパンに膨らんでいるので、ぐいぐいと彼女のパンティーを押しのけるように進む。激しい快感が亀頭から伝わってくる。数回往復しただけで、パンティーは泉からあふれた液体でズルズルになり、湿った液体が亀頭の先を濡らした。
「ここで良いの?」
彼女は首を振ると、手を取って部屋に連れて行ってくれた。
ちょこんと布団の上に座った彼女を背後から抱きしめる。肉棒は腰から背中にぐいぐいとあたった。柔らかい女性の肌に亀頭がふれるだけで、先から透明な液体があふれ出す。
背後から抱きつくように、ゆっくりと全身を撫でまわしながら、彼女の服を脱がせると、自分もすぐに全部脱いだ。
ブラジャーを外すと柔らかな胸をゆっくりと揉みしだく。指先で挟んだり、バイオリンを弾くように固くなった乳首を優しくこすった。ひくひくと彼女の体が震えて、甘い声がひっきりなしに漏れた。首筋に舌を這わせる。甘い香りと快感に狂いそうだ。
彼女を寝かせると、パンティーを脱がせた。
もう既にくさむらはぐっしょりと濡れている。これ以上の愛撫は不要だろう。半年振りの生身の女性を前に、自分も我慢の限界だ。
こんな時の為に鞄に忍ばせているゴムは、既に布団の横に置いてある。ゴムを付けても、激しい興奮で肉棒はりりしくそそりたっていた。
彼女の両足首を持って、大きく広げると、大きく膨らんだ先端を泉の先に押し当てた。ゆっくりと腰を進めると、先端がぬるりと膣穴に入り込む。何度セックスしても最高に楽しい瞬間だ。
「ううっ」っと声が漏れる。
ゆっくりと肉棒を奥に進めると、ぬめぬめとした膣穴がぴくぴくと締め付けてくる。
奥まで突き進んだところで、ゆっくりと戻す。膣穴が肉棒を吸い取るように蠢くと、お互い快感に打ち震える。
何往復かすると、彼女の声が甘いうめき声に変わり、両手が体を求めてくる。正常位で密着して舌を絡み合わせる。ゆっくりグラインドしたり、小刻みに出し入れして彼女の反応の変化を楽しむ。
お互いが快感に溺れ、肉体をさらけ出し、動物の様なうめき声を上げ、噴出した汗にまみれる。なんて素敵なセックス。
足を組み替えて、そのまま横抱きにして背後に回り込んで腰を突き上げる。
両手は乳房を揉みしだき、乳首をこねまわし、舌先は背筋から首を舐め、体は密着させて両足を挟み込み、彼女の動きを封じて肉棒を小刻みに膣穴から出し入れす。快感が全身をはい回る。
しばらく続けると、彼女は獣のような声を上げて、全身を硬直させた。むず痒い刺激が、肉棒を包み込み、吸い取るように彼女の腰が蠢めいた。
何度かいかせたあと、バックから貫き、そのままうつ伏せに押し倒して、ぐいぐいと挿入する。足を両足で挟みこんで閉じさせて、肉棒を背後から入れると、柔らかな尻肉が腰に当たってふわふわとして最高に良い。膣もくいくいと締まるので気を抜くといってしまいそうだ。
そのまま突き続けると、彼女のいく間隔がだんだんと短くなり、膣のしまりも激しくなってきた。
正常位に戻すと、ぴくぴくと痙攣し始めた彼女に挿入し、お互にぎゅっと抱きしめあい、激しく腰を上下させた。どんどんという振動が部屋を揺らす。最初は可愛い声だった彼女は獣のように、「あうっあうっ」と激しいうめき声を上げた。
彼女の体が激しく震えると、膣がぎゅっつしまり、肉棒に激しい快感の波が襲ってきた。それに合わせて、射精した。
最高に激しい快感が二人を包んだ。
肌を合わせたまま、朝を迎えた。
もうそろそろ帰らなければっと考えていると、彼女がぎゅっと抱きしめてきた。
柔らかな乳房を揉みながら、舌を絡ませていると、徐々に下が元気になり、彼女の肌に当たり始めた。そっと彼女の手を導くと、ゆっくりとしごき始めた。
快感が下半身を這い回り、腰が蠢く。そっと彼女の股間に手を当てると、すでにぐっしょりと濡れていた。
我慢をする理由は無い。ぎゅっと抱き合うと、朝のセックスに入った。