深夜の車窓(2)

深夜の車窓(2)

 初対面の美女を好き勝手にいじくりまわしている。幸運だとしか言いようがないだろう。電車の窓に映った間抜けな男が美女をなぶっている。
 泉からあふれだした愛液は内腿をぬめぬめと光らせて、スカートの裾にも溜まりだした。彼女の足はいつの間にか開いて、手を動かしやすくなっていた。スカートの上部は完全にめくれ上がり、指先のうごめきが見えた。
「ああっ、うん、くふっ」
指の動きに合わせて、小さなあえぎ声がもれた。

 電車は停車駅に止まるとすぐに動き出した。もう乗り降りする人は終点まで居ないだろう。
 口内を舌で犯しながら、右手で彼女のシャツのボタンを外した。白い乳房が徐々に現れ、僕はまた興奮した。
 「あん……、あん……」
 彼女は相変わらず、声を出すのを我慢しながらフランス人形のように、快感の波に耐えていた。
 シャツを脱がせると、白い上半身が露わになった。美しい双球は上向きで、頂上にはあざやかなピンクのボタンが付いていた。

 ピンクのボタンに吸いつくと、「あんっ」っと声が漏れてビクンっと体が震えた。電車の窓に乳房を舐める間抜けな顔が映った。

 もう我慢が出来なくなっていた。僕は立ち上がると、ズボンの間から弾け出ている肉棒を彼女の胸に這わせた。グロテスクな肉棒が美しい白い乳房を這う。押し付けるようにすると、やわやわと形を変えてぷるんっと弾ける。
 「ああっ」
 喘ぎ声を上げるだけで、彼女は相変わらず美しい顔でじっと僕のペニスを見つめている。

 乳首の先端を肉棒の先端で弾く。ピクンと彼女の体が震える。我慢汁が乳首をピンクに光らせる。何度かそれを繰り返し、乳房全体に押し付けるように這わせる。ナメクジが這った後の様に、白い肌に濡れた筋が光る。
 髪を前に垂らすと、髪を肉棒でかき上げる。美しい女性の髪がさらさらと肉棒をすり抜ける。新しい快感が股間を突き抜け。我慢汁があふれだし、髪にも筋が残って行く。

 徐々に腰を上げて、膝を椅子に立てかけると、肉棒を彼女の柔らかな頬に当てて、腰をゆっくり前後に動かす。
 「ああん」
 彼女の口から声が漏れる。じっと肉棒を見ていた瞳は僕の瞳に絡み合う。エロティックな女神のような怪しい瞳だ。

 頬の柔らかい刺激で、もう限界に近い。我慢汁は出っぱなして、美しい頬まで汚してしまった。
 彼女が口を軽く開け、舌を出した。肉棒を近づけると、手を添えることなく、先端をチロチロと舐めてくれた。狂おしい快感に打ち震えた。妖しい瞳から目を話すことは出来ない。神経を余所にやりたいが、快感にがんじがらめにされていて、身動きが取れない。

 舌先がゆっくりとカリを這い。根元まで舐め始めた。
 「臭いおちんちん」
 初めて彼女の声が聞こえた。清めるように丁寧と舌が動く。舌先で唾液をまぶすと舐め取って行く。
 「はぁ、もうダメ! 出そうだ」
 僕がうめくと、彼女は肉棒をパクリとくわえて、じゅるじゅると吸い始めた。白魚の指先で玉を揉んで来た。
 「うう、でる!」
 ぐわっとペニスの先端が膨れると、大量の精液が彼女の口内にぶちまかれる。快感が怒涛のように僕の全身を貫く。
 彼女はそれをじゅるじゅると吸いこんで、ごくりと飲みほした。

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