秘密の旅行2
田舎の駅は既に閑散としていた。
雨は止んだようだ。二人でタクシーに載るとホテル名を告げた。
窓の外を見ている彼女を右手を回して抱き寄せて、髪に顔を埋め、甘い香りを嗅いだ。
耳にキスをして舐めると、体がピクッと震えた。
首筋に舌を這わせながら、左手の中指で彼女の股間を優しく撫でた。
指先で強く押すと、イヤっと小さな声を上げて震えた。
彼女の左手が僕のズボンの膨らみを上下にまさぐる度に、快感が腰からウズウズと這い上がって来て、僕もはぁっと小さなうめき声を上げた。
パンツの穴から肉棒は全部出ているので、布一枚で指先の刺激が伝わってきた。
ホテルまでの10分で彼女のズボンの股間はうっすらと湿りはじめた。
自分のズボンにも割りと目立つシミができた。
チェックインして部屋に入って浴衣に着替えた。
大浴場があと1時間なので、浴場に急いだ。
露天風呂は雨上がり特有の匂いがする。
広い檜の湯船に浸かると、体の奥まで染み入るお湯に、思わず息が漏れた。
じんわりと癒される。天井からうっすらと照らすオレンジの照明に和む。
静かな露天風呂を独り占めだ。
お湯につかって、腰を浮かせると、半立ちの肉棒がお湯から顔を出した。
亀の頭とはうまく言ったものだ。
ピンク色に染まった亀の頭がテカテカと光ながら顔を出しては沈む。
彼女の股間の手触りと、浴衣の綺麗なヒップを撫で回す想像をしながら、プカプカと腰を上下させた。
亀頭は完全に膨らみきって、赤黒く艶やかにお湯を弾いた。肉棒は太くひだひだが卑猥だ。
僕は自分のぺニスに酔いしれた。
見事に充血しきったぺニスは水面から立ち上がると悠々として湯気をまとっている。
力を入れると小刻みに肉棒と水面が震えた。
彼女の潤いの泉にこの肉棒が出入りするのをイメージして下半身を震わせた。
昔はそれほど自分のぺニスが好きだとは思わなかった。
年配の女性から生での挿入をせがまれ、愛液を絡めて、肉のビラビラを押し退け、暖かな膣内を出入りする。
女性が激しく乱れ、大声でもっともっとと欲しがる姿や、20も下の女の子がラブホテルのベットで頭を振ってよがる姿に興奮した。
みんな一様に僕のぺニスを誉めてくれた。
肉と肉が愛液で擦れあい、膣で締め付けられる度に快感が止めどなくあふれ、挿入を繰り返す度に深い喜びが脳を犯した。
膣内の奥に撒き散らしたザーメンがとろとろと膣穴から出てくる姿に妙な征服感を覚えた。
そして僕は自分のぺニスに愛着を覚えた。
そんなセックスを思い出しながらオナニーする度に、手のひらで強く擦りたてた。
先端の皮は厚く赤黒くたくましくなった。
今では膨らみきると、厚い皮の果実のように美しく、勃起しきった姿が素敵だ。
湯舟から出ると、勃起したぺニスにソープを塗りたくって、手のひらで撫でる。
ヌルヌルと泡立ちながら、ぺニスから快感が送られる。
立ち上がって鏡に写す。
テラテラと光る先端が泡にまみれてとてもいやらしい。
洗い流すと、下着を着けずに浴衣を羽織った。
浴衣の隙間から、ぺニスがそそり立っていた。