バス21 美しき貢物(1-2)
放課後、松木悠が教室に残っていると、見知らぬ女子生徒が教室のドアを開けて覗いた。
「松木さん?」
不意に名前を呼ばれて戸惑いながら、女子生徒を見つめた。
女子生徒はスラリとした細身で、長い黒髮を靡かせ、日に焼けた肌が金色に輝く美しい少女だった。
「あっ、はい」
「立花先生が呼んでるの。一緒に来てくれる?」
立花を待っていた悠は、少しホッとした。
「はい」
少女は鞄を持っていたので、悠も鞄を持って席を立った。
「松木さん、はじめまして。渡辺杏です」
悠は、杏のふんわりとした優しい感じに好感を持った。
「杏さんですか。松木悠です。最近転校してきたのでいろいろ教えて下さい」
「そうなんだ。私も似たようなものよ。敬語はやめて普通に話してね」
「はい、あっ、うん」
「ふふふ」
二人は笑いながら、下駄箱で靴に履き替えた。
(どこに行くのかしら?)
疑問を持ちながらも、悠は聞かずに杏に着いて歩いた。正門の横を通り抜けると、まだ強い西日が校舎の横から二人を照らした。
杏は、用務員用の小屋の入口の薄汚れたオフホワイトのドアを開けると靴を脱いで、コンクリートの土間の奥にあるスノコに乗った。悠が靴を脱ぎ終わり、スノコに上がったのを確認すると、一段上の奥の襖戸を開けた。
「先生、松木さんを連れて来ました」
部屋は六畳程の和室で、まだ新しい畳の香りがした。
立花は部屋の窓際に寄りかかり、小さなちゃぶ台を前にして、猪口で何かを飲んでいた。
「おう、渡辺君、ありがとう」
杏は、先生の左隣に座ると徳利を持って猪口に注いだ。
先生の対面にも猪口が有るので、もう一人居るようだった。
隣の部屋から男性の声がした。
「先生、もう一本やるかい?」
立花は奥に向かって返事をした。
「そうだな。よろしく」
悠が入口で立ったまま居ると、立花が手招きした。
悠は畳の部屋に入り、立花の右隣に座った。立花からは薄っすらとお酒の匂いがした。
奥から、頭が禿げ上がった細い初老の男が、徳利を持って現れた。
「こちらは用務員の浅井さんだ」
浅井は警備も兼ねて、ここに寝泊まりをしていた。悠も杏も、朝、校舎の表門で見掛けて挨拶をしたことがあった。
二人は声を揃えて挨拶した。
「よろしくお願いします」
「うんうん、こちらこそよろしく」
浅井は歯の数本抜けた口を開けて、立花に向かってニヤリとした。
「先生、すぐ始めるかい?」
「そうだな。あんまり遅くまで生徒を引き止めるとまずいしな」
浅井は徳利をちゃぶ台に置くと、押入れの襖戸を開けて、敷布団を一枚出し、部屋の真ん中に敷いた。布団は薄く、シーツ代わりのカバーは少し黄み掛かっていた。
「さあ、渡辺君、特別レッスンの時間だ。そこに座って」
「はい」
杏は、勝手が分かっているようで、制服のスカートを拡げると、布団の真ん中に正座で座った。手は太腿の上に置いて背筋を伸ばした。
長い黒髪は美しく整い、面長の顔が似合っていた。まつ毛は黒々と長く濃く、鼻筋はスッキリとして、唇は小さいながらもぷっくりとピンクに膨らんでいた。手はすっと長く、小麦色に光っていた。
浅井は、その美しい制服の美少女を見下ろしながら一周して舌なめずりをした。
(なんて美しい娘だ!)
杏の背後に回ると、脚を開いて座り、美少女を両足で挟むようにすると、内腿に柔らかな腰が触れた。その暖かさを感じながら、腰を前ずらして進んだ。
股間が美少女の尻に埋まると、顔を頭に寄せ、黒く濡れたように光る長髪に鼻を擦りつけて、大きく息を吸い込んだ。
目を瞑った杏の身体がピクリと震えた。
「はぁー、なんという良い香りじゃ! 天使のようにめんこいのお」
浅井の股間は大きく膨らんで、杏の尾骨をグイグイと押し始めた。
紺のセーラー服に包まれた、スラリとした小麦色の美少女に、ねずみ色の薄汚れた作業服を着た老人が貼り付いていた。
杏の美しい顔が苦悶に歪んだ。
「ううっ、いやっ、やだっ」
浅井は黒髪を手に取ると顔に擦りつけて鼻を鳴らした。舌を黒髪に這わせて唾液を付けた。髪を掻き分けて、杏の項を出すと、舌を這わせて首筋を登り、可愛い耳にしゃぶりついた。
「ああっ、嫌……。くぅ!」
悠は、自分がされているような気持ちになり、身体を固くして、立花に助けを求めた。
「先生、渡辺さんが嫌がってます」
「大丈夫。ああ見えて浅井さんは慣れてるからな。それに渡辺の身体は感じやすいから、直ぐに良くなるよ」
立花は、悠のスカートの上から太腿を触り始めた。
浅井は久し振りに味わう若い肉体に、心を踊らせた。
(まったく、立花先生はこんなに素晴らしい娘達をどうやって手懐けているんだ)
浅井は両手を前に回して、杏の身体を抱きしめた。股間を少女の腰に押し付け、上半身を長い髪の背中に密着させた。両腕の内側に、信じられない程、柔らかな少女の腕の感触を感じた。なんともかぐわかしい香りが浅井を包んだ。両手を開いて身体中を触り、制服の生地と少女の柔らかな肉体の手触りを楽しんだ。顔で髪を掻き分けて後頭部に埋め込み、鼻を擦らせた。息を吸い込むたびに、少女の甘い香りが汚れた肺を浄化させてくれる気がした。
杏は、激しい苦悶の表情を浮かべながらも、唇を噛んで耐えた。(先生がこうして欲しいって言うんだもん。仕方ないよね。先生には逆らえない……)
老人の荒く臭い息を首筋に掛けられると、ナメクジが首筋に這ったように感じた。シワシワの手で胸の膨らみを撫でられると、乳房が冷たく凍る気がした。これ程の年寄りに身体を自由に触られるのは初めてだった。
助けを求めるように立花に視線を送った。
だが立花は、にやにやとしながら、悠の太腿をプリーツスカートの上から触っていた。そのニヤニヤとした表情には、いつも淫らな意味が込められていた。きっとまた、恥ずかしいコトをされるのだと思った。でもそれはいつも気持ちいいことに繋がっていた。
(ちょっと我慢すれば良いのよ。そしたらきっと……)
おぞましい感触に耐えていた杏の脳は、自己防衛本能に支配され、ぼんやりとかすみ始めた。
浅井の両手で、セーラー服の胸の膨らみを下から掬い上げられるように持ち上げられ、その奥の肉球が絞られるように、ゆっくりと力強く揉まれた。目を落とすと、胸の膨らみに黒い手が這っていた。目を閉じて、身体の力を抜いた。
しつこく揉まれているうちに、不快感は消えた。
(そうだ。いつも先生の手は、こうやって私のおっぱいを触ってくれたんだ。ああん、先生……)
ついには杏の乳房の奥に快感が芽生え、凍りついた身体は徐々に溶けた。チリチリとした快感が、乳房の奥に生まれては、身体のあちこちに散った。浅井の手が乳房のトップを撫でる度に、ピクリと身体が震えた。
浅井は、手中の美少女の身体が柔らかくなってきたのを感じた。最初に感じた猛烈な拒否反応は薄くなり、セーラー服の生地を肌に滑らせるだけで、身体がピクピクと反応を始めた。浅井の興奮は次第に高まり、鼻を付けていた項じを舌で甜めた。肌はとても艷やかで甘く、舌を溶かした。セーラー服をまさくる度に、美少女の肌に温められた空気が襟元から立ち昇り、艶やかに咲いた花の様に香った。
(はあー、一気に若返りそうじゃ。なんて素晴らしい身体なんだ)
乳房を撫でる両手にも、身体の反応が強く伝わって来た。ギュッと揉むたびに、美少女の身体は奥からぐぐっと震えた。
(もう抵抗する気は無いな。そろそろ女子高生の生肌を楽しませてもらうか)
両手を降ろしてセーラー服の裾から腹の辺りに手を入れた。
柔らかなシルクの下着から美少女の肉体の暖かさが伝わって来た。その下着を撫でる様に手を胸まで登らせながら、身体をまさぐった。
セーラー服とは違い、薄い下着に包まれた乳房やブラジャーの形がはっきりと分かった。少し指に力を入れると、肌の柔らかい感触が指先に染み込んできた。久し振りに股間に湧いたムラムラとした感触は強くなり、美少女の生肌に触れたい欲求が抑えられなくなった。
両手で下着の脇腹の辺りを摘まんで引き上げ、スカートから抜き出すと、手を中に入れて、素の腹に触れた。ほっそりとして無駄な肉は無かった。恐ろしい程に、すべすべとした肌で、手が溶けて行くような気がした。その滑らかな感触は、浅井の身体にさらなる興奮を呼び起こした。いつもは遠くから見るだけの美少女が、手の中にあって自由に出来た。しかも、拒絶反応は消え、美少女は自分の愛撫を受け入れ始めていた。
指先数本で柔らかな腹を撫で上がると、項じから漂う少女の香りが強くなった。脇腹は少しくすぐったいようだが、乳房の裾まで行くと、その先への侵入を待つようにじっとしていた。
ソフトブラジャーの下に、指を滑り込ませると、柔らかなプリンの様な膨らみに指先が埋まった。頂点の突起はツンと張り出していて、軽くつまむと少女の声が漏れた。
「あふん、あん、いやっ」
両手を美少女の乳房に貼り付かせ、立ち上がったグミを人差し指と中指の第二関節に挟み込んで、海の底に漂うイソギンチャクの様に、ゆっくりと収縮させた。
「ううっ、くふぅ、あんっ」
美少女は小さな声で喘ぐと、頭を軽く降った。髪が揺れて浅井の鼻腔にフレッシュな香りが舞った。
浅井の股間の一物は久し振りに膨らんで、少女の尾骨を押した。その快感が腰を回り始めると、本能が更なる刺激を求めた。
冷たかった杏の身体には乳房の奥から快感が巡り、全身が熱くなってきた。首筋や耳を舐められる刺激が身体の氷を溶かした。乳首を圧せられると、股間がジュンと潤むのを感じた。
(ああっ、もう、濡れて来ちゃった)
後から抱きついている男が、老人の浅井だということさえ忘れ始めていた。自分の身体を求めるオスにすぎないと思うと、気が楽になり、湧き上がり始めた欲望に忠実になれた。
腰の辺りにグイグイと浅井の熱い塊が押し付けられた。濡れそぼった杏の股間が、それを求めていた。くいっくいっと上下に動かされる度に、杏の腰は少しずつ浮いた。上体が前にたおれる程に尻は上り、浅井の股間の塊は、杏の欲する部分に当たり始めた。
「あはん、はぁ、ああん」
ついには、手前に手を付くと、腰を完全に浮かせ、四つん這いのスタイルになった。浅井のズボンの中で立ち上がった肉棒がスカート越しに、杏の気持ちの良い部分を擦った。
浅井も杏の腰が浮くに従い、それを追うように膝立ちになり、バックから尻を突く格好になった。
(なんだ、すっかりと欲しがってるじゃないか。どれどれ、これでイジってやろうか)
浅井はズボンのジッパーを降ろすと、半勃起した陰茎を取り出した。白い陰毛をまとった黒い芋虫を、紺のプリーツスカートに擦りつけた。先端からは汁が染み出していて、スカートに糸を引いた。
杏の股間に合わせ、スカートの上から陰茎を押し付け、下の方から擦らせながら腰を競り上げた。少しザラついたスカートの生地は押すと柔らかいが、亀頭を擦らせると狂おしい快感を呼び起こした。
セーラー服の上着を捲ると、小麦色の細い腰や、艶々と輝く背中が顕になった。ソフトブラをずりあげると、美しい乳房が顔を出して揺れた。そのプリンの様な乳房を、浅井の黒い手が揉んだ。
それを見て、悠は思わず声を出した。
「まぁ、なんて綺麗! で、でも、なんかいやらしい」
杏は目を閉じ、眉間にシワを寄せて、浅井の腰が股間を擦り上げる度に、猫の様に背を反らして、声を出さずに喘いだ。こんな老人に愛撫をされ、感じる姿を立花や同年代の悠に見せたくないという羞恥心が返ってその姿を淫らに見せていた。腰を突き上げられる度に上を向いて開いた唇から、つつーっと唾液が糸を引いた。
立花の左手は、悠のプリーツスカートを股間に押し込みながら、内腿を這い、右手は悠の右胸に這わせた。
「ほらな、渡辺はすっかりと欲しがってるだろ。腰まで突き出してな」
立花の手が動く度に、悠の身体に甘い快感が流れ込んだ。杏の感じる顔が重なり、男の熱い肉棒で、おまんこを擦られる快感をリアルに思い出させた。
浅井が杏のスカートを腰まで捲り上げると、純白のパンティーと美しい尻が顕になった。
浅井は、その股間にどす黒い芋虫を擦り付けた。パンティーの股間はぐっしょりと濡れて、芋虫はパンティーにくっついて股間を前後に滑った。
浅井の腰が一段と深く、パンティーを溝に押し込むように動くと、杏の身体がビクビクと震えた。そして、今までにないほど高く大きな声で叫んだ。
「ああっ、だめっ! 逝くっ! 逝っちゃう! ああ!」
杏の顔は激しい快感で淫靡に歪み、美少女から淫らな女の顔に変わっていた。
その瞬間、杏の絶頂に同調するように、悠の股間もトプっと潤んだ。
杏の妖艶な姿に興奮し始めた立花の手は、悠のプリーツスカートの中に入り込んで、パンティーのクロッチの上を一撫でした。
「なんだ、松木のここもぬらぬらじゃないか」
立花の指先はクロッチを捲り、直接淫芽に触れた。
悠は軽く淫芽を押さえられただけなのに、股間を襲う激しい快感に喘いだ。
「ああん、先生、駄目!」
老人に犯されて感じる美少女の快感が、自分の中に重なり、立花の指先が淫芽をくりくりと撫で回す快感が、悠の中で数倍に膨れ上がって弾けた。
「いや、先生! 逝っちゃう! 逝く!」
立花はビクビクと震える悠の身体を、あぐら座の上に乗せて後ろから抱きしめ、淫芽の愛撫を続けた。
悠の身体に激しい快感が突き抜け、身体中が痙攣するように震えた。
「いやっ、先生、止めて! おかしくなる!」
悠のセミロングの髪に顔を埋めて、立花は囁いた。
「松木、随分早漏だな」
悠自身、今の興奮度と快感の強さに驚いていた。同年代の少女の痴態がこれほど強く自分の性感を高めるとは想像もしなかった。
「うう、すみません」
ハアハアという二人の女子高生の荒い息が、和室に響いた。
浅井は立ち上がり、ズボンと黄ばんだブリーフを脱ぎ捨て、白い陰毛を被った黒い芋虫を出して、杏の前に立った。
杏は浅井の細い脚にしがみつきながら膝立ちになると、ピンクの舌を長く伸ばして、芋虫の先端を甜めた。
杏の股間は絶頂で熱く火照り、この芋虫をおまんこの奥が欲しているのを感じた。
芋虫の尖端から大量汁が垂れていた。それを舐め取ると、まったりとした香りが口内に拡がった。
(ああっ、先生の精子の味にそっくり!)
その香りは、杏の脳内をさらに溶かした。
浅井は自分の陰茎を舐める美少女の舌が猛烈に欲しくなり、しゃがみ込むと、その舌に吸い付いた。柔らかな舌に舌を絡ませると、瑞瑞しい唾液をすすった。甘い香りのする美少女の唾液が、枯れた口内を潤わせた。
杏は臭い口で激しく舌を吸われたが、その感触は悪くないと感じた。
老人が勃起した陰茎を杏の腹に擦らせながら、必死に舌を吸っていた。
杏は舌を自分の口内で回して唾液を溢れさせると、口内に入ってきた老人の舌に唾液が塗るように絡ませた。
老人は荒い息を吐きながら、杏の唾液を啜った。
杏は、右手を勃起した陰茎にそえて、左手で剥げ上がった頭をそっと撫でた。
「ああっ、なんてめんこい娘じゃ! たまらん」
浅井は杏を仰向けに寝かせると、プリーツスカートを捲って両足を掴んで広げ、小さな青いリボンが付いた白いパンティーの濡れて透けた股間に鼻を埋めた。
愛液はクロッチから染み出して、浅井の鼻をぬるぬるに濡らした。
浅井はパンティーの生地を噛んで横にずらすと、濡れて光る美しい肉ビラに舌を這わせた。まだ肉ビラはそれほど使い込まれていない色だった。顔を上下に動かすと、鼻は濡れた陰毛の上を滑り、淫芽をほじった。
杏の火照っていた股間に再び激しい快感が湧き上がった。
「ああっ、おじさんっ! そんなに激しくしたら駄目よ!」
そう言いながら、杏の両手は浅井の頭を撫で回して、それを股間に押し付け、両足で身体を挟んでいた。
浅井の舌は肉ビラの間に深くねじ込まれ、溝の奥で激しく震わされた。
ジンジンとした快感が杏の腰を支配して、快感の津波は一気に絶頂まで登らせた。
「逝く! ううっ、気持ち良い!」
杏の股間から激しく汁が吹き出てきた。浅井はすべて顔で受けて、それを吸って舐め取った。
浅井は杏が落ち着くと、シックスナインのスタイルになって、まだほーっとしている杏の口に、黒い芋虫を捩じ込み、ふたたび杏の股間を舐め始めた。