探偵竿事情 第三巻 淫泉事件(13)

探偵竿事情 第三巻 淫泉事件(13)

 柴崎みくは、旅館に着いて部屋に案内されたが、先に来ていた湊雄介と南沙紀の姿は無かった。
 女将を見つけて二人の事を聞くと、二人共、近くの神社に行っているはずとの事だった。
 一時間程、宿の窓から通りを見下ろしていると、雄介が浴衣姿に下駄を鳴らして帰ってきた。
 (雄ちゃん、この時間まで浴衣姿ってどういうこと? 朝から神社に行ったんでしょ?)
 階段をドタドタと登る音がして、雄介がみくの部屋の引き戸を開けた。
 みくは部屋の真ん中で仁王立ちになって腕を組み、雄介を睨みつけた。
 みくは、少しぽっちゃりとしているが、腰のくびれはしっかりとあり、漆黒のショートカットで、目は大きく、鼻筋が通った可愛い系の二十歳の美人だ。古いジーンズをカットしたホットパンツではち切れそうな尻を覆い、へそが覗くほど丈の短い白いシャツから、大きな乳房を覆った黒のチューブトップブラが透けていた。
 「雄ちゃん、一体どーなってるのかな?」
 雄介は荒い息と、ムラッと湧いた誘惑を押さえながら、部屋を見回した。
 「すまん、ちょっと昨晩から神社で調査をしててね。あれ? 沙紀ちゃんは?」
 「雄ちゃん、一緒じゃ無かったの? 女将さんが、朝から二人共神社に行っているはずって……」
 「ええ? そっか、どうりで……」
 「思い当たる事がありそうね」
 雄介は、昨晩からの祈祷会の事、今日の神主との事、帰り際にあっさり解放された事など全てを話した。
 「へー、それは楽しい調査だったね。でもまぁ、雄ちゃんよく最後まで頑張ったね。って事は、沙紀ちゃんは神主に拉致されて、その引き換えに、雄ちゃんが神主の頼みを聞くことね」
 雄介は申し訳無さそうに頷いた。
 「そーみたいね。でも、沙紀ちゃんはなんで黙って行ったんだろう?」
 「馬鹿ね! 雄ちゃんが悪いんでしょ! まっ、取りあえず、飯と風呂にすっか。雄ちゃんが交換商品なら、沙紀ちゃんも無下には扱われないでしょう」
 「えっ、そんなのんびりで良いの?」
 「また夜中にのこのこ出ていって、拉致されたいの?」
 雄介は観念して懐に手を入れた。
 「みくちゃんのおっしゃる通りにします。あっ、そうだ。これね、祈祷会で出た怪しい水だよ」
 雄介は部屋に戻ると、コンタクトの洗浄用ケースにペットボトルの水を入れて、みくに渡した。
 「これ、理央に送って」
 理央は、雄介の元同僚の警官で、旦那は薬関連の研究所に勤めている。(詳細は船宿失踪事件の三 相棒をご参照)
 「オッケー、でかした。送っとくね。その残りは?」
 「これは俺が預かっておく」
 みくはニヤリと笑って雄介をつついた。
 「ねぇ、私にも後で飲ませてよぉ」
 雄介も笑みを浮かべて黙って頷いた。
 「あと、猫娘は?」
 「猫娘? あっ、猫顔の女性ね。そっちは未調査だけど、昨晩は連れの男性が向かいの宿に居たよ。そうそう、それがねぇ、猫娘と神主が凄く似てるんだよ。関係無いのかな?」
 「ふーん。そしたら、私は明日そっちを調べるから、雄ちゃんは沙紀ちゃん取り返してきてね」
 「えー、みくちゃん、一緒に行ってくれないの?」
 「駄目よ。また一緒に拉致されそうだもん」
 二人は風呂に入って、宿の夕食を取った。

 みくは紺の浴衣、雄介は地に紺の文様の浴衣に着替えた。
 二人は女性部屋で、小さなテーブルを挟んで向い合せの椅子に座り、ビールを飲みながら、向かいの宿を見張っていた。
 通りは真っ暗で、宿から出てくる人もおらず、二人は飽きてきていた。
 「雄ちゃん、例の水、飲もうよ」
 「そうだね。暇だしね」
 雄介は祈祷会で貰ったペットボトルの水を、ビールを飲んでいた小さなグラスに三分の一程入れてきた。
 「じゃ、かんぱーい」
 「乾杯するものなの?」
 「まっ、なんとなく……」
 二人は一気に飲み干した。
 「これで効き目があるの? ビールの香りの残った普通の水だね」
 みくは少し白けた顔でグラスを窓枠に置いた。
 十五分ほどすると、みくの身体は徐々に火照ってきた。手足の血行は良くなったのか、白い肌が薄っすらと赤くなった。
 「雄ちゃん、暑くない?」
 「そう? 変わらないけどね。昨日からこの水を飲みすぎてるから効かなくなってるのかなぁ」
 (おっと、みくちゃん、効いてきたな。このまま焦らしてやろっと)
 雄介は冷蔵庫から新しいビールを取り出し、グラスに注ぐと二人で飲んだ。
 みくは腰が気怠いような感覚を感じて、足を組み替えた。ジワリっと股間が潤むのを感じて、びくんっと震えた。
 (嫌だ、もう濡れてきたの?)
 頭がぼーっとして、身体中が火照ってきた。
 雄介の脚が、テーブルの下のみくのふくらはぎを撫でた。それだけでじんわりとした快感が脚を昇った。
 (ああっ、なんかおかしい。昔、こんなことがあった気がする。私、感じ易かったのよね。ああっ、お願い、もっと触って)
 雄介は、みくの脚を撫でるだけで、みくの身体がひくひくと蠢き出したのを感じ取っていた。
 みくはグラスを持っていられずにテーブルに置くと、目を閉じて躰をひくひくと蠢かせた。
 (あー、みくちゃん、口ほどにもないね。ほぼ完落ちだね。この感じてる女性を焦らしながらイタズラするのは、男に取って最高のプレイなんだよねぇ)
 雄介は、口に湧いた唾液をコクリと飲み込むと、みくの後ろに回り込んだ。椅子の背もたれに、もたれ掛かったみくの黒髪に、浴衣の股間を軽く押し付けた。まだ二十歳の若々しい躰から、甘い香りが、雄介の鼻に立ち昇ってきた。
 みくはぼーっとしていると、雄介の股間が後頭部に押し付けられ、ゆっくりと回されるのを感じた。後頭部に当てられた股間は、徐々に固くなって、その存在感は強くなってきた。その色と形をリアルに想像するだけで、股間がまた潤んだ。
 (ああっ、やばい、おかしくなってくる)
 みくは顔を横に向けると、浴衣の盛り上がった部分を頬と鼻で上下に擦った。
 浴衣の盛り上がりは更に大きくなり、頬を擦らせる度にビクビクと震えた。浴衣の布に透明なシミができて、まったりと精汁の香りがみくの鼻孔を満たした。
 (なんて、いい香り! やだっ、欲しくなってきた)
 みくの太腿は開いて、腰はピクピクと震え始めた。
 雄介は、美少女が自ら顔を股間に押し付けてくる、甘味な快感を堪能しながら、仁王立ちになって目を閉じていた。甘い体臭が、雄介の男を引きずり出すように香った。
 最大に勃起した大蛇を布から引き出すように、みくの鼻が動いた。浴衣の合わせに鼻を押し込んで頬で押さえて、ゆっくりと浴衣を捲った。手でやれば一瞬なのに、手を使わない方が淫らに感じた。
 ゆっくりと、みくの顔が浴衣越しに鎌首を這っていた。雄介は根負けして腰をぷるっと振ると、大蛇は浴衣の間から飛び出して、みくの頬に透明な液を塗りつけた。
 みくは先端を鼻の穴に擦り付けて、大きく息を吸い込んだ。透明な汁が頬から鼻の穴、鎌首へと糸を引いた。舌を伸ばして、先端の鈴口をぺろりと舐め、汁の糸を切った。舌を伸ばして、胴の裏側から鎌首の顎をペロペロと舐めた。
 雄介は激しい快感を感じながら、声を漏らさずに耐えていたが、腰がひくつくのは抑えられなかった。
 みくは鎌首に伝わる震えで、雄介が感じているのがわかっていた。その震えを強くさせようと、すっぽりと鎌首を頬張ると、クチュクチュと口内でねぶり、舌を鈴口に突き込むように蠢かせた。
 「ああっ、みくちゃん、すごい! くくっ」
 雄介は我慢出来ずに声を出した。
 後ろを向くみくは少し辛そうなので、一旦口から抜いて、みくが座っている椅子を引くと前に回り込み、みくの両太腿を跨いで顔の前に大蛇を突き出した。
 みくが咥えると、毬のようなショートの黒髪の頭を押さえて、腰を前にせり出した。
 みくは喉を拡げて、雄介の大蛇を奥深くまで迎え入れ、せり上がる嗚咽を抑えながら頭を振った。
 (くふぅ、たまんねー! 流石にみくちゃんだ! テクが半端ないね。
ああ、だめだ! みくちゃんのオマンコにぶち込みたい! このむっちむちな躰を捏ね回したい!)
 雄介はぎりぎりの線で我慢をしながら、美しい少女が嗚咽と唾液を垂らして、肉棒を頬張るのを見降ろしていた。
 みくの身体中に淫靡な快感が回っていた。喉から鼻に抜ける、青々しい香りにゾクゾクとした。雄介の脚で挟まれた太腿をモジモジと蠢かす度に、快感は強くなった。
 (ああん、おかしくなりそう。雄ちゃんのは、やっぱり太いわ! すっごく太くてビクビクしてる。さっきから、ひくひくする度に汁の青々しい香りが濃くなってくる! ああっ、早くぶち込んでよ、雄ちゃんの意地悪!)
 みくの肉ビラは、芳醇な香りのする蜜で溢れていた。内腿を擦り合わせるたびに、痛烈な快感が股間を襲った。ノーブラの乳首は勃起して立ち上がり、乳房が揺れる度に浴衣に擦れて、狂おしい快感を産んだ。
 (みくちゃん、まだ言わない気か! よーし、これならどうだ?)
 雄介はすっと両手を降ろすと、みくの浴衣の両胸のとがった部分をすっと撫でた。
 「うぐっ、ひい! ううっ!」
 みくは突然襲った激しい快感に、大蛇を咥えながら叫んだ。股間からまた蜜が溢れたのを感じた。
 雄介の指は更に浴衣の上から突起をくりくりと摘まんだ。ビリビリと溢れる快感に、みくは為す術なく涎を垂らしながら喘いだ。
 (おおっ、みくちゃん、すごい反応だなぁ! これはどうだ?)
 雄介はみくの口に大蛇を突き込んだまま、両手をみくの浴衣の合わせから差し込んで、生乳を握りしめて、指の間で乳首を押しつぶした。
 「うぐぐ、あん! だ、だめ! 逝く! 逝くぅ」
 みくはビクビクと躰を震わせて絶頂に達した。
 乳房を掴まれた快感が、全身を走り抜けて、一気にみくの体内で炸裂した。もう何も考えることは出来ず、性の快感にからめとられた雌に成りきっていた。一度行った蜜壺は、男根を欲しくて狂いそうになっていた。
 「ああっ、入れて! 早く!」
 「何を? ちゃんとお願いして」
 「雄ちゃんのおちんちんを、みくのオマンコにぶちこんで!」
 「ぶちこんでなんて、はしたないなぁ。でもいいか。ほら、窓枠に手をついて自分でお尻を出してごらん」
 みくはやっとのことで立ちあがり、ふらふらと窓枠に数歩で辿り着くと、前屈みになり、右手で浴衣の裾を捲って尻を出した。
 若々しい艶々の尻が、眩しいほどに輝いていた。間の蜜壺は赤く腫れ上がったように開き、蜜が内腿にたらたらと垂れた。
 「相変わらず、最高のお尻だねぇ!」
 雄介は、むっちりとした尻タブを両手で掴むと拡げた。
 (うふふ、ここはまだもう一焦らしだな! このお尻をいただきます)
 雄介はみくの尻に頬ずりをして、割れ目に顔を埋ずめた。滑らかで暖かくむっちりとした美肉が、顔を覆う感触に恍惚としながら、ブラウンのアナルのシワを舐めて、穴に舌をねじ込んだ。
 「あわわっ、あん、やめて、だめよ! 早く入れてよ!」
 「まだだよ。俺もみくちゃんのオマンコを舌で味わってからね」
 雄介は顔を下にずらして、肉ビラの間を軽く舐めて、その先の淫芽を舌で転がした。
 「ああっ、そんな! だめよ! また逝っちゃうから!」
 (そうだよ! もう一回逝って!)
 雄介は無視して腰をがっしりと押さえ、淫芽を舐めまくった。若々しい女の芳香に満たされて、股間はギンギンになっていた。
 みくの身体がガクガクと震えだし、ぴーんと脚を突っ張った。肉ビラからまた大量の蜜が溢れ出た。
 「逝く! 逝く! 雄ちゃんのを入れて! お願い!」
 「うん、そろそろいいか」
 雄介は蜜でベタベタになった顔を、みくの浴衣の裾で拭うと、大蛇をみくの肉ビラの間に当てた。グイッと腰を前に出すと、鎌首は濡れきった蜜壺に抵抗なく潜り込んだ。逝ったばかりの蜜壺は、内壁がうねうねとうねって大蛇に絡みつき、最高の快楽を与えた。押し込むと、みくの尻が腰を包み、膣が大蛇を包んで締めた。引き抜くときも、鎌首の傘が肉癖を擦りたてて、更なる快感をお互いに産み付けた。
 「ああっ! 雄ちゃんのおちんちんすごい! おっきい! 最高だよ! あん! あんっ、あんっ、そう! 突いて! 突いて!」
 「あー、みくちゃんのオマンコも最高だ! ほら! ほら!」
 雄介は、みくの尻がパンパンと鳴るほどに腰を打ち付けながら、自分の浴衣の帯紐を解いて脱ぎ去った。みくの帯紐を解いて放り投げ、紺の浴衣を片手づつ抜かせて脱がせた。
 艶々の二十歳の背中に密着して、両手で大きく揺れる乳房を優しく包んだり、荒々しく揉んだりした。
 (浴衣も良いけど、最後はやっぱり素っ裸で抱き合うのが一番だな!)
 みくを更に三回逝かせると、みくの身体を抱えて布団の上に連れていき、正常位で挿入した。
 張りのある乳房を掴みながら、舌を絡ませ合った。みくの唾液はサラサラとして甘く、どんなに吸っても飽きが来ない。まるで天然の媚薬のように雄介の動きを止めさせなかった。
 「ああっ、雄ちゃん、駄目! また逝く! もう壊れちゃう!」
 雄介は昼から射精しているので、射精感はまだ我慢できた。
 (今夜はまだ我慢して取っておくか)
 みくがびーんと身体を震わせて、絶頂に入った。雄介は優しく挿入を繰り返し、それが治まるまで、鎌首のエラで蜜壺をえぐり続けた。

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