絵描きの天使(1/2)

絵描きの天使(1/2)

 今日もつまらない一日が始まる。寝不足を抱えたまま、駅までの通勤路をぼんやりと歩いた。
 だが、路地を一本入ると、景色は一変して妙に気分が高まる。

 向かい側から歩いてくる、白いシャツに紺のリボンとブルーのチェックのスカートのJKたち。短めのスカートから延びる足は白くつやつやとしている。ショートカットやロングなどまちまちだが、どれも初々しい。

 腰回りは締まって、童顔に似合わない胸の膨らみを見つけると目が追ってしまう。ブラのラインがうっすらと透ける。黒い靴にハイソックス。男の本能をむき出しにさせるような美しさだ。
 その中でもすらりと細身で、茶髪ショートの笑顔が可愛い娘が気に入っている。すれ違うほんの数秒、モデルのような全身を舐め回すように見てしまう。ふっと漂うコロンの香りに、思わず股間が充血する。

 ある日の夕方、夕暮れを背に、彼女が坂をこちらに向かって下ってくるのが見えた。
 (声を掛けるチャンスだ! でもいきなり声を掛けたらただの変態だよなぁ)
 すれ違う直前、奇跡が起こった。彼女のポケットからハンカチが落ちたのだ。

 薄紫のハンカチにMARIKOと刺繍がされている。すかさず拾い、すれ違った彼女に声を掛けた。
 「すみません!」
 彼女は振り向いて、一瞬怪訝な顔をしたが、手のハンカチを見ると笑顔になった。
 「あっ! ありがとうございます」
 「はい、これ。もう遅いから気を付けてね」
 「はい」っとハンカチを受け取ると、コロンの甘い香りを残して彼女は去った。

 翌朝から、彼女は眼の端で挨拶をしてくれるようになった。友達が一緒の時は恥ずかしいのか、ほんの軽く目を伏せるだけだが、一人の時は軽く頭を下げてくれた。その一瞬だけ、幸福感が体に湧き上がった。

 数日後、休日出勤で昼前に路地を歩いた。遠くから坂を上ってくるJKの姿が見えた。細身で割と長身で茶髪だ。期待感がこみ上げてくる。
 数10メートル手前で確信した。ほんの数メートルの距離でペコリと挨拶してきた。
 「こんにちは。今日は部活?」
 「はい」
 「何時頃終るの?」
 「16時です」
 「ちょっと頼みたいことがあるから、夕方会えない?」
 「えーと、はい。わかりました」

 頼みたいことなど本当は無い。会うための口実だ。
 夕暮れの駅に彼女は現れた。夢で何度か犯したことのある、美少女が目の前に居た。
 「実は見たい映画があるんだけど、一人だと恥ずかしいでしょと。で、付き合ってもらえないかな?」 それも実際は口実だが。

 「わかりました。良いですよ」
 映画はそこそこ面白く、19時には終わった。食事に誘うとすっかり信頼されたのか二つ返事だった。

 「まり子ちゃんの部活は何?」 ハンバーグを食べながら聞いた。
 「美術絵です」
 「へー、絵が好きなの?」
 「はい」
 「人物とかは?」
 「描きますよ」
 「そうなんだ! 是非描いてよ。まだ早いから、この後ちょっとどうかな?」
 一瞬考え込んだようだが、乗ってきた。まだ土曜の夜で明日は休みだ。
 暗くなった道を二人で歩き、難なく部屋に招き入れた。
 
 「お酒は飲めるの?」
 「いえ。でも甘いのならちょっと口にしたことがあります」 
 コンビニで仕入れておいた甘めの缶チューハイを出して開けた。
 「じゃ、軽く入れた方が恥ずかしくないから。乾杯」 
  
 椅子に腰かけてスケッチをしてもらう。真っ直ぐこちらを見るつぶらな瞳が美しい。今すぐにでも襲い掛かりたい衝動をこらえる。まり子のスカートの谷間から白いパンティーがちらちらと見える。股間は徐々に充血してきた。
 まり子は30分ほどして手を止めた。
 「大体出来ました」
 「ほう! すごい」 そこには少し良く書かれた自分が居た。
 「上手だね。ねぇ。今度はちょっと恥ずかしいお願いなんだけどさぁ。あれも描いて欲しいんだ」
 
 拒絶される前に、すっとズボンを脱いだ。
 「えっ?、あっ」
 「絵描きさんなんだから、恥ずかしがっちゃだめでしょ」

 椅子を彼女のすぐ手前に寄せて、パンツを引き下ろして座った。肉棒は既に直立している。椅子に反り返って肉棒をまり子の前に突きだした。
 少し酔ったのか赤い顔をしながらも、彼女は股間を凝視している。
 「すごい……。大きい……」
 「そうかな。さぁ良く見て描いて」

 まり子はもじもじしながらもスケッチブックにペンを走らせ始めた。つぶらな瞳は少しうるみ、白く透明な頬に赤みが射し、唇は開いて息が漏れている。美少女に妖艶さが混じり始めた。

 美少女にじっと見られるだけで快感が湧きあがって来た。先端がヒクヒクと動き、ぷっくりと汁が湧き出た。
 「はぁ、なんだか見られて変な気分になってきちゃった」
 「えっ」
 彼女の膝がもじもじし始めたのを目の端でとらえながら、大きな瞳をじっと見つめた。ぷっくりとしたピンクの唇が渇くようで、時折舌で舐めている。

 「可愛い子に見られて気持ち良くなってきちゃったみたい」
 右手を肉棒に添えると、指先をゆっくり上下させる。快感が肉棒から這い上がってきた。何度か上下させると、透明な液体があふれて垂れはじめた。手のひらでしごき始めると更に固くなってきた。

 「うぐっ、ああ、気持ちいい。知ってるこれ? こうやって触ると気持ちいいんだよ」
 背をもたれて、快感に身を任せて荒い息を吐いて見せた。

 彼女の手は止まり、ぼんやりとこちらを見ている。スケッチブックを取り上げて、目の前に立つと、彼女の白い指先を肉棒に触れさせた。スケッチブックには大きな蛇の頭が描かれていた。

 「触ってみて」
 「あん!」
 白く少し冷たい手が触れた瞬間、激しい快感がビリビリと伝わった。目の前に茶髪の微笑の顔があり、白いシャツにブルーのブラが透けている。ほっそりした腰に似合わず、豊かな二つの膨らみが震えている。

 白い指先はゆっくりと目の前の肉棒をさすりだした。亀頭まで激しく勃起して、青筋が立ち、我慢汁がテラテラと出ている。
 「まり子ちゃん、気持ち良い。すごく上手だよ」
 「これで良いんですか?」
 白魚の指先が、亀頭を這い回る。指先で透明な液体を確かめると、手のひらでくるんで擦り始めた。柔らかな指先で触られると羽毛で撫でられているようだ。

 「ああっ、おじさんたまらないよ。ねぇ、口でしたことある?」
 「えっ、なっ無いです!」
 「ねぇお願い。してみて。まり子ちゃんの可愛い舌で舐めて欲しいんだ」
 ぐっと腰を前に進めて、美少女の数センチ手前に肉棒をつきだした。我慢汁オスの匂いがまり子の鼻腔を直撃しているはずだ。

 まり子は恥ずかしさを我慢しながらも、微笑しながら見上げると、ピンクの美しい舌を出し、亀頭の下部に触れ、そのまま舌を這わせた。美少女の唾液の跡で亀頭がテラテラと輝いた。激しい快感が股間を突き抜けた。舌先は先端から根元に向かって這った。閉じた長い睫が震えている。明らかに興奮しているようだ。時折揺れる髪からシャンプーの香りと甘いコロンの香りが立ち上ってくる。

 懸命に舌先を竿に這わせる少女の柔らかな髪を撫で、狂おしい快感に耐えた。
 先端に口が戻ってきたところで、頭をそっと自分に向かって押した。頭の良い少女はすぐに理解したようだ。ピンク色の唇を開くと、先端を咥えた。歯がカリに当たったが、それさえも快感を生んだ。

 栗色の丸い頭が揺れて、くちゅくちゅと怪しい音が響いた。
 「そう。良いよ。吸ってみて」
 ぬめぬめとくるまれていた感じから、キュッと締め付けられてより激しい快感が亀頭を襲いはじめた。
 「くふぅ、すごいよまり子ちゃん。素敵だ」
 天使の様な少女が股間で頭を揺らせていた。

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